2014-01-01から1年間の記事一覧

シャガール展

愛知県美術館でシャガール展を見ました。 http://m-chagall.com/ シャガールの絵は一見子供の絵のようですが、習作を見ると配色と構図を非常に計算していることがわかりますね。

「フロスト気質」R・D・ウィングフィールド著

フロスト警部シリーズ四作目。 今回は珍しく女性刑事が登場。女性刑事は最初と最後で印象変わるけど、そんなに存在感は無かったかな。 フロスト警部の担当する街は、いつも子供たちが変態犯罪者に狙われていて、若い女の子はどの娘もビッチ、いつもどこかに…

GW

GW中は瞑想会に参加。

河内二日目

河内二日目。秘仏は18日公開で終了、天気が微妙なので金剛山は諦め、河内あたりを適当に回ることに。 古市駅からまずは安閑天皇陵。高屋城本丸になっていたらしいが、城の痕跡はわからない。 大和武尊白鳥陵。ヤマトタケル関係の陵墓はいくつあるんでしょう…

河内秘仏巡り

4/18は河内の秘仏公開が数件あるので秘仏巡り。 近鉄フリーきっぷを購入し、特急→急行→普通と乗り継いで近鉄大阪線の堅下駅で下車。 テクテク歩いて近鉄道明寺線の柏原駅に乗り継ぐも、乗り継ぎというには結構距離がある。一本電車のがした・・・ 柏原から道…

「沙門空海唐の国にて鬼と宴す」夢枕獏

全四巻で、完結まで17年という大作。 空海が遣唐使で唐に渡り、密教を受け継いで帰国する間のお話。 空海のことはあんまし知らなかったけれど、事績を見るとチートっていうレベルじゃねーぞ! 長安についてから密教を受け継ぐまで半年とか意味がわからない。…

月ヶ瀬-笠置-柳生

友人と花見旅。鉄道に乗ってないけどカテゴリー分けめんどいので鉄旅タグ。 東名阪道で伊賀上野に行き、月ヶ瀬へ。伊賀上野では窓から忍者電車目撃。月ヶ瀬は梅の名所ですが、ちょっとは桜もあり。 月ヶ瀬の高山ダム。 木津川沿いに移動して笠置山。狭い山道…

「雪の花」吉村昭著

幕末の福井藩の町医者が、天然痘撲滅のために種痘普及に人生を賭けるお話。 ご禁制の種痘の種を松平春嶽に掛けあって輸入を許可してもらうところとか、福井で種痘を普及させようとするところとか、結局一番の障害になったのはお役人の無理解ってのがいかにも…

「世界史の誕生─モンゴルの発展と伝統」岡田英弘

西洋史と東洋史には両方共欠陥があり、ユーラシア全体の歴史の記述に向かないという著者の主張。 西洋史は二項対立(アジア対ヨーロッパ、キリスト教対イスラム教)であり、東洋史は皇帝の歴史であるとのこと。 世界史と言えるのはモンゴル帝国からであり、以…

「遍路みち」津村節子著

吉村昭の妻で作家の著者が、吉村が死去する前後の動揺を書いた短篇集。 読者が心配になるくらい、夫の死で動揺しまくっている著者の様子が逆に夫婦愛が感じられて切なくなりました。

「消された一家―北九州・連続監禁殺人事件」豊田正義著

あまりの悲惨な展開に、読んでると精神がウツウツしてきます。若干人間不信になったりして(^_^;) 自分がこの手の人間に目をつけられた時にどうするか対策を考えたりしたけど、どうすれば良いか思いつかない。脱兎のごとく逃げるのが一番か。倫理観が逸脱した…

「雍正帝 中国の独裁君主」宮崎市定著

中公文庫。宮崎先生による清の第五代雍正帝の紹介本。 独裁体制を進めるために、地方官僚にレポート提出させて、赤ペンで採点して官僚をクソミソにけなすというとんでもない皇帝のお話。 ワーカホリックすぎて在位10年程度で過労死という落ちがすごい(^_^;) …

ポケットの中の戦争

「機動戦士ガンダム0080 ポケットの中の戦争」今更見たけど名作過ぎて目から水が止まらないYO!嘘だと言ってよバーニィ。バーニィは本当のことを言うと嘘と言われるのがカワイソス。 ハイゴッグはもう作ったけど、ケンプファーも作りたくなったなあ。ガンダ…

世田谷-上野

東京出張があり、土曜までいて東京観光。 午前は世田谷の豪徳寺に行きました。井伊家の菩提寺でまねきねこで有名。 奥に井伊家の墓があり、井伊直弼の墓もあります。 豪徳寺隣に世田谷城跡。 世田谷線が近くです。 東京の親戚と昼食を取り、午後は上野公園へ…

松山-宇和島

早朝道後温泉から開始し、道後温泉東の伊佐爾波神社へ。ここは算額があります。 さらに東に行くと四国巡礼の地の一つである石手寺。山門が国宝だったりしてまともそうですが、実はかなりの珍スポット。 本堂の裏に怪しい洞窟めぐりが。 気を取り直して大洲へ…

今治-松山

四国二日目、今治から開始。 今治駅前からバスに乗り、伊予一宮大山祇神社へ。しまなみ海道沿いの大三島にあります。 しまなみ海道を走るバスは非常に爽快。サイクリングの人もたくさんいました。 大山祇神社には日本海軍の歴々の写真が残されています。 大…

岡山-香川

三連休ということで、JRの四国旅きっぷを購入して四国城めぐりの旅。旅きっぷは新幹線の指定席券往復と目標エリアのフリーきっぷが付くお得なきっぷなんだけど、販売期限が今年の3月いっぱいまでで、来年度どうなるか不明・・・ まずは新幹線で岡山。岡山か…

「ホビット 竜に奪われた王国」

三部作の二番目。指輪物語に比べると三部作にするには長さが全然足りないので、めちゃくちゃ話を増してます。二部作にして話をシェイプアップするべきだったと思う・・・ スマウグと財宝の山の描写が秀逸だと思いました。その後のドワーフとの戦いは微妙だっ…

「黒田官兵衛 作られた軍師像」渡邊大門著

講談社現代新書。黒田官兵衛、長政父子の実像がどうだったか検証した内容。 家臣団の構成とか、系図の検証とかから、黒田家の発祥が近江というのは疑わしく、姫路土着国人である可能性が高いというのは勉強になった。 関ヶ原の戦いで、官兵衛が九州制覇のた…

「科挙 中国の試験地獄」宮崎市定著

宮崎市定先生による科挙の実体の紹介。 予備試験から始まって何段階もある試験制度で予想を超えた規模で驚きました。 本試に入ると、牢獄の独房に似た施設で数日缶詰で試験とか大変そうです。 宮崎先生が最後にまとめているけど、日本は科挙の影響があって大…

「水滸伝」宮崎市定著

中公新書。宮崎先生による水滸伝の時代背景の解説。 芸術家皇帝徽宗、宋江の実際、姦臣童貫蔡京、その他好漢、梁山泊のその後等、解説満載です。 童貫が宦官なのに武人でどのような戦歴だったかというのが一番面白かった。 徽宗が金軍に拉致されて、後宮の女…

いなりこんこんフリーきっぷ

2週連続の雪の次の週は良い天気で、仕事も一服したので久々に遠出。 「京阪電車×いなり、こんこん、恋いろは。」京阪線フリーチケットを使用しました。 http://www.keihan.co.jp/traffic/valueticket/ticket/keihanfree_inarikonkon/ 新幹線で京都に出て、近…

「意識」スーザン・ブラックモア著

岩波書店の1冊でわかるシリーズ。 一見一般人向けの題名だが内容はかなりショッキングだ(笑) 著者は意識に関する研究内容を紹介して、確定している学説はほとんどないと説明。その中で自分が正しいと思われる学説を紹介していく。 意識は霊的な魂のような存…

「時間の終焉」クリシュナムルティ著

クリシュナムルティとデヴィッド・ボームの対話集。 ボーム博士は著名な物理学者で、クリシュナムルティとの対話を読者にわかりやすいようにうまく誘導してくれます。 この本の前半では、これまでの著作でクリシュナムルティが言ってきたことを言っているな…

「Dell Venue 11 Pro Atom」

PC

今使用しているノートPCが不調(電源が常に0%、夏場にゲームをやるとすぐハングアップ)なので、新規PCを物色中、ウィンタブでも見てみるかと思ってDellのタブレットを注文してみました。 以前買ったノートPCの記事。 http://d.hatena.ne.jp/shpolsky/201203…

「B29撃墜記」樫出勇著

本土防空戦で二式複座戦闘機屠龍を駆って、B29を26機撃墜した樫出勇大尉の体験記。 高高度におけるB29との激戦はなかなかの緊迫感。 一度の体当たりによる巻き込み攻撃でB29を2機同時撃墜の野辺軍曹の話もすごいなあ。 B29は舐めプかと思ってたら結構反撃食…

楢山節考

主演が緒形拳と坂本スミ子のやつ。小説は未読。 ババアを山に捨てるという話だけは知っていたので、悲喜劇半ばなセックスシーンとか歯を折るシーンとか泥棒家族を埋めるシーンとかなかなか衝撃的。 この山ならばあさん何日か生きちゃうんじゃねえのと思って…

神戸

三宮で一泊し、朝は生田神社から。成人式なので振袖姿の女性がちらほら。 神戸市立博物館でターナー展を見ました。東京開催の次は神戸開催。 http://www.turner2013-14.jp/ ターナーの表現力には実に感動しました。細部の隅々まで神性を感じます。晩年の境界…

大阪-池田-宝塚

近鉄特急を使って難波に行き、まずは地下鉄本町の坐摩神社。 住吉に対向する摂津一宮です。 地下鉄を使って大阪港へ。天保山に登頂しました。天保山山頂4.53m。 天保山渡船場で渡し船に乗って対岸の桜島へ。 桜島から天保山を望む。 JR桜島駅から西九条、大…

「私は何も信じない」クリシュナムルティ対談集

政治家とか宗教者とかいろいろな人との対談集。 愛情を得たいというのは内なる空虚を満たそうとしていること。空っぽの漏りやすいバケツを満たそうとしているようなもので本当に観察するとこれをし続ける必要がないことがわかる。 クリシュナムルティの言葉…