2014-04-02から1日間の記事一覧

「遍路みち」津村節子著

吉村昭の妻で作家の著者が、吉村が死去する前後の動揺を書いた短篇集。 読者が心配になるくらい、夫の死で動揺しまくっている著者の様子が逆に夫婦愛が感じられて切なくなりました。

「消された一家―北九州・連続監禁殺人事件」豊田正義著

あまりの悲惨な展開に、読んでると精神がウツウツしてきます。若干人間不信になったりして(^_^;) 自分がこの手の人間に目をつけられた時にどうするか対策を考えたりしたけど、どうすれば良いか思いつかない。脱兎のごとく逃げるのが一番か。倫理観が逸脱した…