2018-05-01から1ヶ月間の記事一覧

「三国志」 六巻 宮城谷昌光著

孔明登場と赤壁の回。赤壁の戦いで劉備陣営がほとんど何もしてなくて面白い。 劉備が孔明を重用するのはわかるようでよくわからんね。

「感じて、ゆるす仏教」 藤田一照, 魚川祐司著

一照師の若い頃の話から、僧侶が家族を持つことの意義の話。 メインテーマは、「ガンバリズム」から「ゆるす」仏教へいかに変えるかというお話。 修行の方法論ということで、具体的ではないにしても非常に参考になります。 一照師の話を読んでて感じたのは、…

玄蕃尾城

続百名城の玄蕃尾城に行きました。 JR余呉駅でレンタサイクルを借り、北国街道を北上、<35.587148,136.185576>あたりから登山道に入りました。 ネット情報ではだいたい自動車で柳ヶ瀬トンネルの北側付近から入る情報が多く、南側から入る情報は少ないので…

PK

インド映画。地球を調査しにきた宇宙人が、神に対して色々疑問を投げかけるという内容。 インドでこういう映画を作るってのはなかなかすごいです。 サピエンス全史で、サピエンスの特性として大人数で宗教というような虚構、ストーリーを共有する能力を解説…

「我々はなぜ我々だけなのか アジアから消えた多様な「人類」」川端裕人著

ブルーバックス。アジアにおける最近の人類学的な発見の紹介。 フローレンス原人とか澎湖人とか。実際の発見の現場の描写が面白い。

「仏教論争」宮崎哲弥著

ちくま新書。過去の二度の仏教論争から、仏教の根本的な論点について示した内容。 最近読んだ南直哉師の「超越と実存 「無常」をめぐる仏教史」とかなり近いテーマを議論しているものと感じた。 空性の観念化、空の実体視は度し難い錯誤である。言語という虚…

暴力金脈

主演松方弘樹でメンツはいつものヤクザ映画なんですが、ヤクザじゃなくて総会屋をテーマにしたという毛色の違う作品。 総会屋ってどういう存在かよく知らなかったので、この映画を見て勉強になりました。 企業活動の害にしかならないとしか思えなくて、存在…

「三国志」 五巻 宮城谷昌光著

ついに官渡の戦い。呂布、袁術、孫策、袁紹等将がどんどん消えていき、収束に向かっていく。 曹操が張繍・賈詡コンビにボコボコにされるのが面白い。 劉備の長所は逃げる速さで、他に良いとこはないのかと驚く。全然性格がつかめないんだな。 次回あたり諸葛…

「超越と実存 「無常」をめぐる仏教史」南直哉著

無常を軸に、これまでの仏教の思想変遷を筆者の解釈で読み解いた内容。 筆者のことだから、道元をクライマックスに締めるだろうと思ってたら、親鸞も双璧でそんなすごいのかと驚いた。 無常がテーマの原始仏教と絶対的存在を根本とする一神教は、根本的に方…

「三国志」 四巻 宮城谷昌光著

ほぼ曹操の成長物語の巻。王允の謀略で呂布が董卓を殺したのは良いが、賈詡の策で長安は再び軍閥の支配下に。色々すったもんだあって呂布は追い出され献帝は洛陽行き。 曹操は兗州を手に入れ、青州黄巾党を配下に収め、袁術を撃破して順調に勢力を伸ばすかに…

「絶滅の人類史 なぜ「私たち」が生き延びたのか」更科功著

NHK出版新書。NHKの番組の文庫化かな? 新書としてはとても濃い内容だが、ほぼ「人体六〇〇万年史」に書いてあった内容と重複していた。 脳神経の本とかでもありがちだけど、最新トピックを扱った本はだいたい同じような内容になるね。

「三国志」 三巻 宮城谷昌光著

やっと三国志の時代に突入。董卓が洛陽を掌握し、長安へ遷都。対董卓同盟が結成されるも、実際に戦ったのは曹操と孫堅くらい。 曹操は初陣ボロ負けで、逆に孫堅は鮮やかな進撃と面白い展開です。 袁紹と袁術がふたりともボロカスな書かれぶりも面白い。陶謙…

「人類と気候の10万年史 過去に何が起きたのか、これから何が起こるのか」中川毅著

気候変動は現在はむしろ例外的に安定な時期で、過去は極端な変動を繰り返していた。 気候変動はカオス的で予想は困難。気候変動モデルの説明はわかりやすく記述されている。 地球と太陽の位置関係による大周期を元に変動するものの、その間の小周期はカオス…

大宇陀

GW前半は親戚の子が遊びに来たので、あいち航空ミュージアム行ったり、田舎でたけのこ掘りしたり。 後半天気が良くなったので、近鉄急行で片道2時間かけて榛原へ。 駅前でレンタサイクルを借り、大宇陀方面へ。サイクリングロードを整備しているように見えて…