2013-11-01から1ヶ月間の記事一覧

「手放す生き方」アーチャン・チャー著

アーチャン・チャー師の法話集。「無常の教え」より前に出たもの。 これも示唆に富んだ話が多いです。 どのアビダルマが一番大事かと聞かれて、ここから(自らの心)だけ学べと答えたとか、 あなたが悟りを開いている証拠はなにかと聞かれて、お前の悟りを開…

「無常の教え」アーチャン・チャー著

タイの僧侶アーチャン・チャーによる法話集。 非常に気づきの多い内容で、無常、苦、無我、瞑想法についての話があります。 私はこの本の示唆で瞑想のコツがつかめた感じがします。 今までに読んだ仏教の本では、この本が一番感じるものがありました。 アー…

「ブッダの幸せの瞑想」ティク・ナット・ハン著

ティク・ナット・ハン師がマインドフルネスについて解説された書。 一般向けに書かれた内容で、修行というよりマインドフルネスを日々の生活に取り入れるための方法や心がけについて書かれています。 親類や友人にプレゼントしても良い内容です。

「旅行者の朝食」米原万里著

米原氏の食事に関するエッセイ集。旅行はそれほど関係ない。 非常に食い意地がはっている家系のようで、親戚の人の話だけでもかなり面白い。 ソ連のまずい食べ物とか、トルコの激ウマお菓子とか一度食べてみたいです。

「日本型モノづくりの敗北」湯之上隆著

新潮新書。 日本の技術力は高いと漠然と思われているが、半導体で壊滅的な敗北している状況から、本当に日本の技術力は高いのか論じた内容。 イノベーションのジレンマそのまま当てはまる内容で、どんなに高性能な製品を作っても、破壊的イノベーションによ…

「呼吸による癒し―実践ヴィパッサナー瞑想」ラリー・ローゼンバーグ著

16段階の呼吸による瞑想法の解説。 ゴエンカ氏の本が初級者向けとしたら、この本はわりかし上級者向け。非常に密度の濃い内容で、瞑想の初歩から最終地点までのマイルストーンが示されております。一読して理解できなくても、要所で振り返って再読すると、理…

「地震と噴火は必ず起こる: 大変動列島に住むということ」巽好幸著

新潮選書。マグマ学者による噴火のメカニズムの解説。 国家存亡の危機に達するほどの大噴火はこれから必ず起こるという警告あり。

「幕末入門」中村彰彦著

会津藩、新撰組、長州藩、薩摩藩、土佐藩の各々の視点からの幕末について解説した内容。 関ヶ原や立藩時の立場が幕末まで引きずらていくんだなあと感慨。尾張や水戸なんて勤王だし、会津や土佐のほうがよっぽど幕府に忠誠ある。 個人的には西郷のどこが人格…

「ブッダ最後の旅」中村元

岩波文庫。中村先生による大パリニッバーナ経の翻訳。 きのこ料理を出した鍛冶屋を心配するなど、非常に慈悲に満ちた仏陀の言葉に感心。 仏教はよく言われるような虚無の哲学ではなく、心の平穏のために戒律や慈悲が用意されているのよね。 ヴィパッサナー瞑…

「ブッダ最後の旅」中村元

本日は親類の年寄りどもを連れて日間賀島でふぐ。先週あんこう鍋で今週ふぐと贅沢し過ぎて不安になる。 午前は少雨で午後は雨あがるも風やや強し、帰りの舟の揺れがちょいあり。

「夜のフロスト」R・D・ウィングフィールド著

いつものフロスト警部のドタバタ事件簿。 前回までよりマレット警視のヒドさが増しているような・・・殺人事件の量とヒドさもマシマシです。 この市は殺人事件大杉。

「敵討」吉村昭著

江戸時代後期の敵討と、幕末から明治にかけての敵討のお話。 江戸時代の敵討は討ち取るまではひたすら探す日々で、藩に戻ることは許されず、非常に大変な状況です。ここで触れられている敵討は最終的に成就するのですが、失敗した事例も数知れず。実際は敵討…

川越

大井町から出発。東急大井町線で九品仏へ。浄真寺で九品仏を拝観。奈良の浄瑠璃寺と同じ、9体の阿弥陀仏があります。浄瑠璃寺は一つの建物に9体ですが、ここでは3体づつ、三つの建物があります。 真ん中の建物の阿弥陀仏。江戸時代の仏像で髪が青い。 河口慧…

大洗-鹿島

大洗泊の続きから。2日の夕食は旅館であんこう鍋。食器の下にひく紙がセントグロリアーナ学園チームw 戦車がつっこんだ肴屋旅館。 ガルパン仕様自販機。 大洗商工感謝祭へ。戦車に乗れます。 出店の謎のさおりん押し。 カジキの解体ショー。 大洗駅にて、私…

水戸-大洗

友人に連れられて大洗方面へ遠征。上野から常磐線で水戸へ。 水戸駅前の黄門と助さん格さんの像。 弘道館は工事中・・・ お堀の向こうが水戸城一の丸跡。本丸は昭和20年に戦争で燃えて、跡に高校を建てたそうな。なんでや? 堀の中にJR水郡線。 お昼はガルパ…