「「横浜」をつくった男―易聖・高島嘉右衛門の生涯」高木 彬光著

横浜を埋め立てた実業家で高島町の地名と元となった高島嘉右衛門のお話。

江戸時代後期から幕末、明治、日清日露と歴史の裏側で関わっていて面白いお話。

商売に成功して大儲けしても、新しいことを開拓しようとしてすぐ大損しちゃうジェットコースターみたいな人生ですね。

父親の代からの鍋島藩南部藩との深い縁の話とか、西郷従道の入れ墨の話とか面白い。

私も祖父から易の手ほどきを受けたのですが、あれは出た卦をどう解釈するかが難しい。

「スターリン - 「非道の独裁者」の実像」横手 慎二著

中公新書

スターリンのこと全然知らないので読んでみました。

国民がどれだけ死んでも国家の勝利のために豪腕振るうってイメージで、読んだ後もそんなにかわらないような。

他のライバルに勝てたのは、共産党による政権奪取後の組織運営の中心になったから。

農民を犠牲にした重工業推進で、何百万人も犠牲になった一方、その工業力のおかげで第二次大戦に勝利した。その犠牲が勝利に見合っているのかなんとも言えないところではある。

「富士山頂」新田次郎著

昭和38年、気象庁による富士山レーダー建設のお話。

主人公であるレーダー建設のリーダーの気象庁職員は新田本人か。

前半は予算獲得から、業者の選定。工事の規模から分割発注と思われていたのを、単独発注で強行し、色々政治的な対立が発生する。

後半は実際の工事で、昔からあった富士山の馬輸送と強力の組合が結局合併してブルドーザー輸送の組合になるとか、山頂の危険な条件でヘリコプター輸送するとか色々大変。

最後は台風とかで苦労するけど、なんとか開設にこぎつける。

調べたら富士山レーダーは今はもう終了してて、麓に記念館があるんだな。行ってみたい。

沼津

伊豆三津で一泊。

朝富士。

f:id:shpolsky:20201025062630j:plain

時間が立つとこんな感じ。

f:id:shpolsky:20201025075913j:plain

伊豆三津シーパラダイスへ。ここはgoto地域クーポン使えて良かった。

シーパララブライブ推し。

f:id:shpolsky:20201025101706j:plain

f:id:shpolsky:20201025111029j:plain

クラゲ展示きれい。

f:id:shpolsky:20201025094502j:plain

アシカのグリル画伯とかすごい。

それからあわしまマリンパークへ。かつては海上ロープウェイで行ったという記述が面白い。今はロープウェイは建物の名残だけ。船で往復。

f:id:shpolsky:20201025114645j:plain

あわしまマリンパークラブライブ推し。

f:id:shpolsky:20201025115055j:plain

f:id:shpolsky:20201025115359j:plain

ここは駿河湾の希少な魚とかカエル館とか面白い。

さらに沼津港へ行き、沼津港深海水族館へ。一日で水族館3つ!

やたらシーラカンスがたくさんいたような。ここはラブライブ推しじゃなかった。

今回の戦利品。

f:id:shpolsky:20201026130208j:plain

伊豆と沼津は江川代官とラブライブ推しであった。

韮山

親類の子が歴史にハマっているということで、伊豆の韮山へ。

頼朝が流されたという蛭ヶ小島

f:id:shpolsky:20201024105519j:plain

すぐ近くに韮山城北条早雲の城。登りやすくて見渡しが良い。

親戚の子は執権北条氏と後北条氏の違いがわかっててなかなか勉強している。

f:id:shpolsky:20201024112722j:plain

頼朝に襲撃された伊豆目代平兼高の屋敷跡だそうな。石碑が立っているようだが、個人の敷地内で入れない。マニアックすぎる・・・

f:id:shpolsky:20201024120726j:plain

近くの江川邸代官所跡で、江川代官がいかに偉いかという展示。

世界遺産反射炉。耐火煉瓦が劣化してきたので交換工事中。ガイドのじいさんが、江川代官がいかに偉いかを熱弁。

f:id:shpolsky:20201024140633j:plain

沼津方面はやたらラブライブ推しなんだな。伊豆長岡駅だけでもこんな感じ。

f:id:shpolsky:20201024151713j:plain

f:id:shpolsky:20201024151726j:plain

f:id:shpolsky:20201024151733j:plain

三津方面に抜け、松月でお菓子を購入。ここもラブライブ激推し。

f:id:shpolsky:20201024161040j:plain

三津の旅館で一泊。

「遺伝人類学入門」太田 博樹著

副題にチンギスハンのDNAと書いてあるが、実際のところチンギスハンの話は主題じゃない。

内容的には面白い読み物というより、理論面の紹介。かなり勉強になるが、お話としては交雑する人類とかのほうが面白いかも。

Y遺伝子の中で割合のかなり高い一群があって、これがチンギスハンの遺伝子じゃないかという学説があるも、別の学説ではチンギスハンの時代より古い時代というのもあって、別の人の可能性もあるそうな。

 

「江戸城の宮廷政治」山本 博文著

江戸時代はじめのまだシステムが確立していなかった時期、大量に残る細川忠興と忠利父子の往復書簡から、どのように考えて行動してたか紹介。

まだシステムが確立していないから、個人通しの関係性が強く、大名個人と将軍や幕閣との関係による外交が重要。

家光の時代の伊達政宗はアル中かボケたのか、トンデモナイ言動が多い。酒井忠世の膝枕で寝たとか・・・

戦国武将の雰囲気を残す短気な忠興と、調整型の忠利の対比が面白い。

島原の乱で戦場の雰囲気が詳細に書かれていて参考になる。

最後は忠利が先立ってしまって、狼狽する忠興が悲しい。忠興もすぐ亡くなるんだけど、その次の光尚もかなり早く亡くなって、綱利が7歳で相続することになって騒動になるが後の話。