「華栄の丘 」宮城谷昌光著

宋の宰相華元のお話。ちょっと短めで読みやすい。

前半は不遇の公子を助けて君主にする話で、優等生的な言動であんまし面白くない。

後半華元が戦に出たときに、御者に羊を食べさせなかったら、戦車を敵陣に突っ込まれて敵の捕虜になっちゃう展開がありえない展開で面白い。

君主は公子だった頃はわりと覇気があるのに、君主になったら華元萌でなんでもおまかせになっちゃうのは逆にすごい。名君の一種かもしれない。

劇場版「メイドインアビス」-深き魂の黎明-

劇場版メイドインアビス見ました。

劇場版特典と伏見ミリオン座限定ドリンク。ドリンク度し難い・・・

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原作は見てますが、映画のほうが意味がわかりやすい。プルシュカの扱いひどい。作者はやばい(いい意味で)

SAN値がだいぶ削られました。

「黄金の旅路 人智を超えた馬・ステイゴールドの物語」石田敏徳著

私はステイゴールドの現役時代競馬やってたので、勝ちきれない馬だなという印象はありました。それから随分ブランクあって、最近また競馬始めたので、いつのまにステイゴールドG1馬に?とか、種馬としてめちゃ成功してる!why?と思っていたので、この本で詳細を知って勉強になりました。

メジロマックイーンとニックスとされるのは知らなかったなあ。マックとサンデーサイレンスが仲良しという逸話も感心。でももうサンデーも20年前の話なんだなあ。

「孟嘗君」宮城谷昌光著

全五巻。

前半が孟嘗君田文の養父白圭の話で、後半が田文のお話。むしろ白圭のほうが面白かったりする・・・

白圭、田文以外にも、商鞅孫子二世の孫臏、田文実父田嬰あたりがレギュラーキャラとして活躍します。

時代的には戦国時代中期から後期かな。そのあたりの歴史の流れや人の動きがわかるので勉強になります。楽毅の話の前日譚になるのかな。

ASUS ZenPad S 8.0 Z580CA 32GB バッテリー交換

4年ほど前に購入したzenpadのバッテリーがへたってきたのでバッテリー交換を試みました。

ASUS ZenPad S 8.0 Z580CA 32GB - shpolskyのブログ

交換用バッテリーはC11P1510互換用をアマゾンでぽちりました。

開けると下画像。二本の帯状ケーブルを外して、バッテリーを交換します。

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ただ、交換後左側の帯状ケーブルがうまく端子に奥まで差し込めず、起動しないありさまに。結局スマホ修理屋に持ち込んで、接続してもらいました。それで動作するようになりました。交換後に電池持ちがどうなるかは確認中。

新しい泥タブ買ってもよいのですが、今って泥タブよいのないんですよね・・・

「日産vs.ゴーン 支配と暗闘の20年」井上 久男著

2019/2に出た本ですが、タイムリーなネタになったので読みました。

日産が社内闘争を続けてボロボロになり、ルノーに買収されるまでの前日譚。

ゴーンがリストラを敢行してV字回復させる。

危機を脱した後もリストラを続けて逆に業績が悪くなる。ここがゴーンの限界。

ゴーンがルノー、日産、三菱の三社体制の会長になり、長くいすぎたせいで腐敗していく・・・

ゴーンの本領は危機に陥った企業の立て直しであり、安定した企業の業績を伸ばすのには向いていない。日産を立て直し後は別の危機に陥っている企業に転職すれば名声は保てた。という内容でした。

前読んだ東芝の話にしても、でかい会社には宿痾があって、それがいつか表に出てくるんだなあという感想。権力を持って腐敗しない人間なんてほぼ存在しないんだなあ。

「時間は存在しない」カルロ・ロヴェッリ著

前著の「すごい物理学講義」が面白かったので新刊も読みました。

前著も今回も題名が残念。今回はクリシュナムルティっぽい感じで宗教哲学的な内容と思ってしまう人が多いのではないでしょうか。そういう側面があるものの、一応ループ量子重力理論の解説本です。

一般相対性理論によると、高いとこと低いとこでは低いほうが時間が遅くなる。これは知ってたけど、その時間の歪みが即ち重力と指摘されると、確かにそうなんだけど、驚いてしまう。

ミランダ王の話を出して、実際には現象には区切りがないのに関わらず、定義することによって部分を分けるという話は東洋哲学的かな。月は存在しないと言った哲学者もいますね。夢枕獏も著書で何度も繰り返してます。分割できないというのは実に正しい見方だと思います。

エントロピーの話はよく咀嚼できなかったけど、増大していく方に時間が進んでいるのは錯覚だというお話かな。宇宙の始まりの低エントロピーの話はこういうことかな。麻雀の配牌で、役満は非常にレアで、できていない乱雑な状態はエントロピーはでかい。というのは見方の問題に過ぎなくて、乱雑な状態の一つを役の一つとみなせば、その状態は特殊な状態になる。