「「豊臣政権の貴公子」宇喜多秀家」大西 泰正著

資料分析から宇喜多秀家について述べた新書。

宇喜多氏の権力基盤は豊臣秀吉の引き立てによって成り立つ。

本能寺の変直後の秀吉傘下唯一の国持大名ということで、秀家自身は子供だったものの、政権上位に位置づけられる。

秀吉が幼少期から養育していた前田利家の子の豪姫との婚姻が非常に重要。

朝鮮の役では、秀吉が渡海しなかったため、事実上の総司令官として扱われる。

秀吉の晩年には五大老の一人として位置づけられるが、最も年少だったため扱いが若干形式的。

秀吉没後はその威光が薄れてしまい、家臣統制に失敗。秀家は統制できず他の大名が仲裁することに。

関ケ原戦後は八丈島に流されて、豪姫の実家の加賀藩の援助で余生を過ごす。

文献上では秀家の意思や性格が読み取れるような文はほとんどない。

読んだ印象では、性格が破綻していたり、明らかに無能という感じではないものの、与えられた役割に能力が追いついてなかったという感じ。

「風よ雲よ」上下 陳舜臣著

明末、江戸時代初頭。大坂の陣の生き残りの安福虎之助が主人公で、彼が狂言回しとなって話が進みます。

前半は鄭成功の父の鄭芝龍が一介の青年から、海賊の頭目にのし上がるお話。虎之助は豊臣家のご落胤とされる少年を守りつつ、鄭芝龍の一味の一員として東奔西走します。

後半は大明帝国の黄昏が描かれていて、北からの清の圧力、西から李自成が迫り、明が滅んでいくさまが圧巻です。李自成が主人公の小説とか、金庸の小説で明が滅ぶさまを見たことがありますが、第三者の虎ノ助の視点で見るのはまた別の趣があります。国が機能していなくても、庶民の暮らしはあるんだなあというところ。

トム・クランシーの原潜解剖

1996年の原子力潜水艦の解説本。

潜水艦の軍事利用の歴史から、第二次世界大戦後の原子力潜水艦の開発に至り、

いかに潜水艦は強力な兵器になったか解説されます。

潜水艦の建造、チーム員の訓練、各種作戦内容等々。

内容的にはもう古くて、新型に変わり、搭載兵装も変わってきてると思いますが、基本的なことが勉強になります。

レッドメタル作戦にも出てきたけど、原潜によるトマホーク対地攻撃はかなり強力なんですね。

胃カメラ

年末頃から胃の調子が悪かったので内科行ったら、胃カメラ飲むことに。

ガンはなかったですが、食道が荒れていてこれが原因とのこと。

胃カメラは二回目で、喉に麻酔をかけて入れましたが、それでもきついです。

喉の形から、麻酔が効きにくいのかなと医者の話。

「日本人が誤解している東南アジア近現代史」川島 博之著

題名は歴史がメインぽいけど、実際は東南アジアに関する総合的な内容。

主に人口動態から各国の経済状況の解説。各国のこれまでの歴史と、民族や宗教。華僑の動向。第二次世界大戦に関わる日本への感情。等々。

ミャンマーの人口の半分は少数民族で統治が難しいとか、ベトナムは華僑がほとんどおらず中国の進出を警戒していて日本と友好したい、フィリピンはラテン気質で経済成長が遅く第二次世界大戦で大被害を受けたから日本に不信感あり。

植民地時代は東南アジアは人口密度が低く、ヨーロッパの宗主国と人口があまり変わらなかった。近年は人口が爆発的に増加しており、ヨーロッパ諸国とは数倍以上。これから高度成長が見込まれるから日本もパートナーとして提携するべしという提言。

「戦国海商伝」上下 陳舜臣著

戦国時代初期、7歳の頃明に渡った佐太郎。彼は自分の出自を知らなかったが、実は毛利元就の落し胤だった。佐太郎は成長しつつ、貿易、明や日本の情勢、倭寇のことなどを学んでいく。

話のほとんどは多国籍武装商人である倭寇と明との戦いです。この時代の倭寇は明の沿岸部の人とか日本人、琉球人、南蛮人等々、多国籍なんですね。明確に何人という意識は薄いのかもしれない。

後半で佐太郎が大人になって、倭寇の実力者になると、大内家を乗っ取った陶晴賢毛利元就との厳島の戦いがメインになる。佐太郎もその頃は活躍の場を日本に移し、実の父親の毛利元就を助けることに。厳島の戦いの後はエピローグになって、佐太郎は国際商人となって東南アジア等に活躍の場を広げて終了。

佐太郎のキャラがやや薄いので、周囲の情勢をえがいて話が淡々と進む感じ。明とか倭寇が題材の話は珍しいので、面白かった。

任天堂スイッチとフィットボクシング2

正月に帰省してくる親戚の子がスイッチ欲しいというので、年末にソフマップの抽選に応募してめでたく有機EL型ゲット。正月はリングフィットアドベンチャーして遊びました。スイッチはそのまま親戚の子に持っていかれました。

ただ、正月三日目に行ったビックカメラの店頭には普通に有機EL型置いてました。任天堂転売ヤーに買ったということかな。

フィットネスゲームとして以前はxboxkinect使ったものですが、今はkinectはゲームとしてはほぼ廃れています。かなり体がなまっているので、ここは心機一転してスイッチで鍛えようと思い、スイッチ有機EL型とフィットボクシング2を購入しました。前期に見たアニメのフィットボクシングが結構面白かったということもある。

初めて2日ほどの状態として、ジャブとストレートはほぼヒットできますが、フックとアッパーはちょっとズレがちかな。足元が滑りやすいのと音防止にヨガマット買ってきた・・・