2013-02-01から1ヶ月間の記事一覧

「龍樹」中村元著

中村先生による龍樹の解説本。龍樹の中論を予備知識無しで読んでもさっぱり意味がわかりません。 中村先生の解説は非常によく分かる。本編の中論いらないくらい(^_^;) 仏教の縁起という概念は因果関係だけではなくて、対立する概念の双方を存在させることで…

「ヤマカシ」

アサシンクリードみたいな建物の屋上を飛び回って移動するのをリアルでやる映画。アクションシーンは一見の価値あり。ストーリーは・・・

「127時間」

冒険好きの男性が、岩山で一人冒険をしている最中に崖に落ち、はずみで右手が岩に挟まって動けなくなるという状態に。題名通りに127時間挟まったままで、次第に現実と夢の境目がごっちゃに・・・ 終盤はあまりの展開に直視できない・・・ 自分も山城に行った…

「戦国の城」小和田哲男著

キンドルセールで購入。日本の城についての基本的解説。自分は山城とか結構行くほうだけど、あんまり知識はないのでこの本はかなり参考になりました。紹介されてた高天神城は前から行きたかったけど、更に行きたくなりました。マイナーな城を見に行く時に、…

日曜は引きこもりんぐ

ここのところ仕事が忙しいのであまり出かける気力がなく、日曜は引きこもりんぐ。

「さっさと不況を終わらせろ」ポール・クルーグマン著

amazonセールで購入。クルーグマンに興味があったので読んでみました。内容は単純でわかりやすいのですが、私は経済は素人なので正しいかどうかはわからない。 昔からケインズよりハイエクのほうが正しいんじゃないかなあと漠然と思ってるだけで、実際はどう…

「驚きの博物館コレクション」展

名古屋市博物館で開催中の「驚きの博物館コレクション」展に行きました。 http://odoroki.nagoya-city-museum.jp/ 南山大学や明治大学と共同で面白いものを集めてみたという内容。それほど統一性のない感じ。 入場料が600円でちょっとしょぼいかなあと心配に…

両毛線、八高線完乗

東京三日目。遠出をすることに。 大崎から湘南新宿ラインに乗って小山へ。両毛線で足利へ。 史跡足利学校 なんと中村元先生が足利学校校長やってたことがあるそうで、中村元の足跡展示やってました。良い巡りあわせで感動。 鑁阿寺(日本百名城足利館) 寺です…

東京二日目

朝、青物横丁の品川寺と海雲寺を拝観した後、親戚とランチ。 昼過ぎに地下鉄早稲田駅から永青文庫。ちょっと遠い。 江戸川橋駅から本駒込。駒込吉祥寺。八百屋お七の比翼塚、二宮尊徳の墓、鳥居耀蔵の墓なんてものがある。 北上して六義園。去年の春に駒込に…

金曜から東京

三連休前の金曜から東京へ。金曜は主に美術館めぐり。 まずは品川から渋谷へ行き、Bunkamuraの白隠展へ。 http://www.bunkamura.co.jp/museum/exhibition/12_hakuin/index.html 江戸時代の禅宗の坊さん白隠の書画を展示してます。 白隠は正直絵のスキルは高…

「虐殺器官」伊藤計劃著

kindleセールで購入。 アメリカ特殊部隊の隊員が、世界の虐殺の現場に常に現れるアメリカ人を追っていくと驚愕の事実が・・・という内容の近未来SF。 SF的ギミックの造形がなかなか有り得そうなのと、話の核心の理屈のアイデアに感心。いいアイデア出す作者…

「発達障害の子どもたち」杉山登志郎著

発達障害の症例や、対処法など、長年携わってきた杉山先生がわかりやすく教えてくれます。 子供を持つ人は一度は読んでおいたほうが良い気がします。 後は発達障害を持ったままおとなになった人がどうすればいいか教えてほしいな。

「仏教教理問答」宮崎哲弥著

宮崎氏と日本仏教の僧侶5人との対論。 仏教学の研究舎勝本華蓮氏との対談が非常に面白かった。勝本氏は広告デザイナーから大学入りなおして仏教学の院に入ったという相当おもしろい経歴の人で、宮崎氏との対論は対論というよりパーリ仏教に関する学術的な議…

「死の淵を見た男 吉田昌郎と福島第一原発の五〇〇日」門田 隆将著

吉田所長や運転員、自衛隊員らが語った福島原発事故の真実。今のところ今年読んだ本の中でベストです。 福島原発事故に関しては、事故直後から情報収集に務めているのですが、ここまで臨場感に満ちた内容ははじめてです。3/11の時点で注水ラインを確保してい…

「ブッダ」手塚治虫

Rentaで読破。ブッダを中心とした圧巻の人間ドラマ、手塚治虫の代表作といえるでしょう。 手塚先生はカーチャンを愛しているのか憎んでいるのかよくわからない感じで、登場キャラはカーチャン愛してる人が多いのですが、カーチャンは高確率で非業の死を遂げ…

セクレタリアト

アメリカ史上最強馬セクレタリアトの映画を見ました。 人間ドラマはともかく、見どころは三冠最後の一冠ベルモントステークス。31馬身離してワールドレコードで勝利した伝説のレースです。前半のハイペースの競り合いを見ると騎手はアホか!と叫びたくなりま…