2014-11-01から1ヶ月間の記事一覧

「生物から見た世界」エクスキュル、クリサート著

岩波文庫。 人間は自分の見ている世界が真の世界の形だと思いがちだけど、世界の形はその生物が持つ知覚に依存しているというお話。独自の知覚と行動で生物の数だけ環世界は存在する。 例えばマダニの感覚は、生物の汗の匂いを感知する嗅覚、汗の匂いを感じ…

「昭和史 1926-1945」半藤一利著

授業形式の戦前の昭和史解説本。なぜ二二六事件が起きたのかよくわかってなかったのですが、皇道派、統制派の考え方の違いもわかり、非常に勉強になりました。 結局、一番大局的に見えてたのは天皇で、臣下たちは全然陛下の気持ちをそっちのけにした不忠の臣…

掛川-高天神城

武田と徳川の最前線だった高天神城に行きました。 まずは新幹線で掛川。ここは30分に一本のこだましか止まらないのでちょい不便なとこ。 掛川北口のバス停から大東行きに乗り、土方で降ります。しずてつジャストラインバスはSuicaが使えるようになってました…

「長沙作戦」佐々木春隆著

著者が1少尉としてはじめて中国戦線に赴任し、一下級将校の視点で作戦がどのように推移したかというお話。新品少尉の成長物語として見ると非常に面白い。 実際の戦争としては、第二次長沙作戦は作戦の甘い見込みから敗北しており、撤退戦が非常に痛々しい。…

「蜜蜂乱舞」吉村昭著

養蜂家が花の蜜を求めて、鹿児島から北海道まで半年以上旅をするお話。養蜂がこんな大変な仕事とは初めて知りました。 トラックに蜂箱を載せて新潟を走っている最中にフェーン現象が起きて蜂が熱死しそうになって、ガソリンスタンドでホースを借りて水をかけ…

「あの戦争と日本人 」半藤一利著

明治維新から太平洋戦争にかけて、ある事件ごとにテーマを分けて解説する内容。 日露戦争までは指導者はリアリティを持って行動していたが、日露戦争後は国民全体がリアリティに欠けるようになったとのお話。日露戦争公式戦記であっても結構お話が作ってあっ…

東山御物の美展

親戚の用事で関東へ。 空き時間に三井記念美術館で東山御物の美展を見ました。 茶入れが素晴らしかったです。

「日本のいちばん長い日」半藤一利著

1944年8月14日のポツダム宣言受諾の御聖断から8月15日の玉音放送までの、一日を描写したもの。 ポツダム宣言受諾に関する大臣たちの動向や、陸軍青年将校たちのクーデター未遂の顛末、阿南陸相の自刃、玉音放送の流れ等盛りだくさんの一日です。 前に映画で…

「日本のいちばん長い日」半藤一利著

日間賀島にフグを食べに行きました。来年はおとはに行こうと思ったので備忘録。

オリンパスxz-2

今まで写真撮影にはソニーのコンデジRX100を使っていて、画質に関して満足度大なのですが、近接撮影に弱いという欠点があります。 amazonでオリンパスのxz-2が2万円ちょっとで安売りしていたので買ってしまいました。 マクロが優秀で、かつスーパーマクロと…