2019-02-01から1ヶ月間の記事一覧

「核兵器のしくみ」山田克哉著

講談社現代新書。 核兵器の仕組みの解説本。全く知識のない人向け。 東日本大震災の前に書かれた本なので、福島原発事故の話はなし。 原爆、水爆の原理の説明あり。 核ミサイルや、地表、空中、高高度での爆発の説明はなし。

興亡の世界史 オスマン帝国500年の平和

講談社学術文庫。 オスマン帝国はオスマン家の国であって、トルコ民族の国ではないんですよ、という出だしから目からウロコ。アナトリア西部発祥であっても、初期の発展はバルカン中心で、キリスト教徒も多い。アナトリア東部は後の方まで勢力圏外で、敵対勢…

飯田線 秘境駅とダム

ひさびさに青空フリーパスを使って飯田線。 秘境駅ランキング上位の田本駅へ。 駅の出入りはここからトンネルの上を登って山道。 トンネルの上から駅。 ちょっと行くと道が左右に分かれる。右が吊橋で、左は崖をつづら折りで登って集落。 右の道の先の竜田橋…

「トラクターの世界史」藤原辰史著

中公新書。1892年にアメリカで生まれたトラクターが世界をどう変えたか。 アメリカとソ連で広く使われたんですね。 農民は保守的で、馬から変わるのに結構時間がかかった。 単位面積あたりの台数が最も多いのは日本で、小型の機種が多い。 やはり国ごとの特…

クリード 炎の宿敵

今週あたりで映画館公開終了になるのをぎりぎり見ることができました。 クリード二作目。アポロの息子とドラゴの息子の因縁の対決! ドラゴがこんな爺になっちゃって・・・とか、ブリジット・ニールセンがまた同じ役で出るって、シュワルツネッガーすごくね…

興亡の世界史 大英帝国という経験

これまでの興亡の世界史シリーズとは若干趣が違って、大英帝国の歴史を俯瞰する内容ではなく、種々のエピソードを紹介する新書的な内容に感じました。 アメリカの独立が一大転機で、この前後で植民地に対する扱いが変わってくるという話が興味深い。イギリス…

クリード チャンプを継ぐ男

続編はほとんど公開終わっているのに、いまさら前作をDVDで視聴。 ロッキーシリーズはファイナルで終わりだと勘違いしてた。 ロッキー5にげんなりして、ファイナルは逆に良くて驚き。 クリードも案外良くてびっくり。強いチャンピオンとの決戦はファイナルの…

網走番外地

東映、高倉健主演人気シリーズ一作目。 どんな面白いかと思ったら、結構じみーな内容。 最後の脱走から追跡シーンが目玉になるのかな。 8人殺して死刑じゃないのかというのが疑問だったりする。 丹波哲郎がこんないい人な役なのって始めてかも・・・

「人類の星の時間」シュテファン・ツヴァイク著

ツヴァイクは昔ジョゼフ・フーシェやマリー・アントワネットの伝記読みました。 今回は人類の歴史の凝縮された時間の短編集。 ラ・マルセイーズの作曲の話が良かった。平凡な人物がたった一晩だけ偉大な作曲家になった。最初に披露したときは、みなまあまあ…