2021-02-01から1ヶ月間の記事一覧

「レッド・ストーム作戦発動」上下 トム・クランシー著

トム・クランシーの1986年の小説。 ソ連で油田施設がテロリストに破壊され、石油産出量が危機的な状況に。 ソ連首脳部は湾岸地帯に侵攻して石油を確保することにし、そのためにNATO軍に奇襲をかけることにした。 アイスランドに奇襲上陸し、米軍機動部隊に長…

ハンニバル

岸辺露伴のアニメが配信されたので、ネットフリックス再契約。一日で全話見ました。 鋼の錬金術師を見たことなかったので、見ようと思ったらあと数日で配信終了だった・・・ 最近地上波で羊たちの沈黙見たので、続編のハンニバル見ました。 内容はレクター博…

「ハプスブルク家の女たち」江村 洋著

ハプスブルク家に産まれた娘や、嫁いできた女性の列伝。 貴賤結婚は第一次大戦の引き金になった夫婦の話は知ってたけど、ヨハン大公と結婚した庶民の娘の話は知らんかった。こちらはちゃんと添い遂げて良い話で終わるのな。 マリー・ルイーズはナポレオンの…

「南朝研究の最前線」

最近の南朝研究から15本の論考。 建武政権、後醍醐天皇は言うほど異形じゃなかったよという話。 懐良親王の九州政権の話が、北方謙三の小説で読んだところで懐かしい。

「皇帝銃殺: ハプスブルクの悲劇 メキシコ皇帝マクシミリアン一世伝」菊池 良生著

フランツ・ヨーゼフ帝の弟、メキシコ皇帝マクシミリアンのお話。 皇帝の弟という立場なので、お飾り的な仕事しかできないマックスは、 フランス皇帝ナポレオン三世の巧言に釣られて、メキシコ皇帝になることに。 奥さんがフランス国王の孫娘で、皇后になりた…

「敗戦と赤線」加藤政洋著

終戦直後、進駐軍から婦女子を守るために、国家主導で色街を作ったという話は聞きましたが、赤線の成立には戦前からの伏線があったというお話。 色街は戦前からあったわけですが、戦中の総動員体制で色街の建物も供出され、別の所に移されたのが赤線につなが…

「マリア・テレジア」江村 洋著

女帝マリア・テレジアの伝記。 男の子が産まれなかったばかりに、娘に婿を取って、周りの国にお願いしたのは良いけれど、父が死んだら手のひらクルーで周りの国が攻めてくるという難易度天帝のCIVみたいな感じ。そっから挽回して、行政改革して大国化するの…

「ドゥ・ゴール」佐藤 賢一著

前に読んだ↓でド・ゴールの概略を知りました。今回は佐藤賢一による伝記を読みました。 shpolsky.hatenablog.comてっきりエリートの生まれかと思っていたら、教師の生まれだけどそれほど裕福でもないということ驚き。なんでそれで自分=フランスというような…