「マリア・テレジア」江村 洋著

女帝マリア・テレジアの伝記。

男の子が産まれなかったばかりに、娘に婿を取って、周りの国にお願いしたのは良いけれど、父が死んだら手のひらクルーで周りの国が攻めてくるという難易度天帝のCIVみたいな感じ。そっから挽回して、行政改革して大国化するのがすごい。

子供を16人も産んでるのに、行政改革や外交革命するのは人間力高い。パワフルすぎる。子供がぼんくらなのはしょうがない。

政治の人の見る目はあるようで、軍事ではそんなに有能ではない夫の弟を使い続けるのは面白いところ。