2016-12-01から1ヶ月間の記事一覧

「親の介護をする前に読む本」東田勉著

講談社現代新書。下手に延命治療をしたり、高齢者の溶体急変時に救急車を呼ぶことは、かえって苦しませることになるという話は勉強になりました。 これから高齢化社会が進行し、今までのような介護は望めない。予め知っておくべきことは多い。

「気づいたら先頭に立っていた日本経済」吉崎達彦著

新潮新書。溜池通信で書いている内容を整理したもの。 吉崎氏の話は地に足の着いた議論で、現実的でかつ含蓄があって参考にしてます。 カジノの話が、TDLと絡めて具体的なイメージが浮かんでくるようで勉強になりました。

野火

2014年版。ストーリーはあるようでないようで、私としてはホドロフスキーにありがちな地獄巡りを思い起こしました。これが戦場のリアルと言われるとどうなんだろな。個人的にはあまり好きじゃない作品。

「ハンニバル 地中海世界の覇権をかけて」長谷川博隆著

講談社学術文庫。ハンニバルは塩バアのローマ人の物語でその活躍を知ってまして、この本で詳しく知ろうと思った次第。この本の内容は、ハンニバルの物語を書いたものというより、歴史的な動向を書いたものでした。軍事的な話より、政治的な動向の話が多かっ…

「戦国大名の「外交」」丸島和洋著

講談社選書メチエ。主に甲駿相三国同盟を題材に、戦国時代の外交のお作法的な解説。 大名だけではなく、側近や家老の合意が無いと外交が成立しないという話が、権力構造を知る上で勉強になります。 現代と違って電話も移動手段もない時代に、遠隔での通信を…

「機動戦士ガンダム THE ORIGIN I」

やっとDVD借りてみました。ダイクン家、ジオン家、バラル家の最初のお話。 ランバ・ラルさんとハモンさん大活躍。 ファースト最初に見たときはランバ・ラル隊にたいして思い入れはなかったのだけど、今回でハモンさんの運命を思って切なくなった。

「宇宙生物学で読み解く「人体」の不思議」吉田たかよし著

講談社現代新書。宇宙に存在する物質組成とか、地球と月との関係とかの条件から、人体がなぜこうなっているか解説する内容。 病原体を兵糧攻めするために、あえて鉄分を不足気味にしているとの話はとても興味深い。

「後白河法皇 平家を滅亡させた黒幕」河合敦著

幻冬舎新書。後白河法皇を中心とした人間関係を解説した内容。 始めの頃は平清盛と組んで実権を握り、清盛死後に源氏が台頭してくると木曽義仲、源義経、源頼朝とコマを入れ替えて政治の中心であり続けた。このへんは前の大河ドラマを思い起こす内容で面白い…