パラサイト 半地下の家族

地上波でやってたので録画して鑑賞。 徹底的に格差の描写をしていて、精神的に疲れる。 後半の大雨で、下層は浸水して避難してるのに、上層はのんきにパーティーしてて精神に来る。 ちょうどアメリカ大統領バイデンの就任式で、ハリウッドスターが大喜びで歌…

「すべてのマンションは廃墟になる」榊淳司著

老巧化したマンションの問題点について。 老巧マンションの建て替えはほとんど例がない。費用がかかるし、何より区分所有者の意思統一を図るのが困難。 悪質な理事がいた場合に、修繕費用の不正を防ぐのが難しい。 タワマンは廃墟化しやすい。 年食ったら賃…

「フランツ・ヨーゼフ」江村 洋著

オーストリア帝国の事実上の最後の皇帝フランツ・ヨーゼフの伝記。 同時代のビスマルクやナポレオン三世の話は読んでまして、その脇役として出てくる人でたいてい負け役。 ドイツやロシアに挟まれて、国民国家の潮流の中で、ボロボロになっていく多民族国家…

「バブルの歴史」エドワード チャンセラー著

チューリップバブル、南海バブル、鉄道狂時代、暗黒の金曜日、日本のバブル崩壊等々、昔から狂気を繰り返していたんですね。 1820年代に、南米の架空の国ポヤリスをでっちあげて、国債とか土地を売りまくった詐欺師の話が面白かった。 日本のバブルも詳細も…

「夜明けの雷鳴―医師高松凌雲」吉村昭著

幕末から明治の医師高松凌雲のお話。 福岡出身の主人公は、江戸に出て医者になり、一橋家の奥医師となる。 徳川昭武の洋行に従ってヨーロッパに行き、フランスで医学留学。無料の貧民病院の存在に感銘を受ける。 明治維新で徳川幕府が無くなったので帰国。榎…

「大清帝国への道」石橋 崇雄著

清の勃興時から最盛期までの6代の皇帝の時代。 清がどのように拡張し、政治体制を整備したかよく分かる。 初代ヌルハチ。最初は一部族長に過ぎなくて、満州のハーンといえども他の部族長と差がなかった。部族から八旗体制を整備したけど、独立性が強かった。…

羊たちの沈黙

BSでやってたのを録画して視聴。話には聞いていたけど初見。 題名の羊とかポスターの蛾の意味がやっとわかった。 レスター博士とか女装の変態の役者は本当にすごいな。 最近の映画に比べると、アクションが薄い感じだけど、全編ドキドキ。 バキの最凶死刑囚…

「世界史を変えたパンデミック」小長谷 正明著

コロナで時間ができた著者が感染症について書いた新書。 感染症で人間が塵芥のごとく死んでいくのは慄然とする。 ローマはチフスが蔓延していたので、外国の征服が長続きせず、イタリア人の教皇が多かった。 スペイン王家にはあまり良いイメージがなかったの…

「日本史ひと模様」本郷和人著

日経新聞連載コラムの内容をまとめたもの。 内容はいろんな時代のエピソードを紹介し、著者の意見をつけたもの。 前田利常の母とか高橋是清とかの話が面白かった。

「タコの知性 その感覚と思考」池田 譲著

研究者によるタコの色んな情報。 タコとイカの違いって足の数だけかと思っていたら、色々違いがある。絶対数や種類の数とか、イカは群れるけどタコは個人主義とか。 タコにも社会性があるかもというお話。 目はかなり大きく高機能だけど、色はわからない。 …

「神津恭介、密室に挑む」高木 彬光著

密室殺人の短編集。全6話。 ほぼ痴情のもつれ。神津恭介はたいてい殺人を見逃すので、そんなに優秀ではない気が・・・ 冒頭の白雪姫の冬の青森の雰囲気が好き。

「投資で一番大切な20の教え」ハワード・マークス著

ハワード・マークス先生の投資本。後に出た市場サイクルを極めるを先に読んでまして、同じようなことを言ってるかな。 こっちのほうが全般的なディフェンシブ投資の心構えの話で、市場サイクルはサイクルにいかに乗るかというお話。 学生の頃は日本学を学ん…

「オスマン帝国 英傑列伝」小笠原 弘幸著

オスマン帝国から代表して10名の列伝。 過去に興亡の世界史オスマン帝国とか、トルコのもう一つの顔とか、トルコ関連書籍を読んでいたので、あらましはわかっていた。 オスマン帝国と現代のトルコはつながっているようで、つながってないのね。トルコはトル…

「日本中世史の核心 頼朝、尊氏、そして信長へ」本郷 和人著

中世におけるキーパーソン数人について、何を考えてどう行動したか。 著者のスタンスとして、法然上人や浄土宗の北条重時を上げたということで、民衆のことを考えていたかという点が重要としています。 源頼朝が田舎武士の娘の政子をなぜ最後まで正妻とした…

「鄧小平」矢吹 晋著

講談社学術文庫。鄧小平の生涯。 毛沢東とは真逆の、思想性なしの実務本位の人。 2003年に書かれた本なので、後継の江沢民あたりまで書かれている。 社会主義から資本主義に転換したのが鄧小平の功績で、現代の中国の経済成長は鄧小平のおかげ。 蠱毒そのも…

Lenovo Tab M8 ZA5F0024JP

android タブレットとして愛用しているASUS ZenPad S 8.0 Z580CAについて 2016年に購入。 https://shpolsky.hatenablog.com/entry/20160117/p1 バッテリーがヘタってきたので2020年1月に交換。 https://shpolsky.hatenablog.com/entry/2020/01/12/233805 交…

「夏姫春秋」宮城谷昌光著

春秋時代の絶世の美女、夏姫のお話。と言っても、夏姫自体はあまり主体でなくて、その周辺の男たちの盛衰のお話がメイン。 楚の荘王の時代で、荘王の挙動を中心に歴史が展開していく。このあたりの話は宮城谷先生の小説の題材になることが多くて、鄭宋普呉あ…

「僧正殺人事件」ヴァン・ダイン著

ヴァンス探偵シリーズ。マザーグースの見立て殺人。 結局全然解決できずに殺人事件起きまくりで、この探偵あんまり優秀じゃないのでは・・・

「ビーイング・ダルマ ―― 自由に生きるためのブッダの教え」アチャン・チャー著

アチャン・チャー師の法話をまとめた内容。 アチャン・チャー師の本は何冊か読みましたが、だいたい同じようなことを繰り返し説かれています。シンプルでひたすら実践しなさいと励まされるので、読むと修行をやるぞって気になります。本ばっかり読まずに修行…

赤木城

熊野の続百名城の赤木城に行きました。 熊野に行くのは南紀熊野古道フリーきっぷが一番コスパが良い。普通に往復きっぷ買うより、フリー特典ついたきっぷのほうが安いという謎現象。問題は特急の本数が少なすぎるということだ・・・しかもワイドビュー南紀二…

「刺青殺人事件」高木 彬光著

高木先生の高島占いの話が面白かったので、古典推理小説を読んでみました。 名探偵神津京介は後ろの1/3くらいになってやって登場して颯爽と解決していった。。。 刺青トリックは自分の推理からは想定外で、よくひねったなあと感心。

「史上最大のボロ儲け」グレゴリー・ザッカーマン著

映画マネー・ショートの原作かなと思ったら、原作は「世紀の空売り」だった。 世紀の空売りの主人公はバーリで、こちらの主人公はポールソンなのね。こちらでもバーリは出てくるけどあんまり成功していないという描写。 サブプライムがバブルになっているこ…

「検証 長篠合戦」平山 優著

前著「長篠合戦と武田勝頼」で積み残した問題点に関する検証。 武田軍が遅れていたとか、勝頼が無能だったというよりは、畿内と地方の物流量の差ですよというお話。

高根城

飯田線に乗って高根城へ。 水窪の手前の向市場で降りて、南の方へちょっと歩くと登城口。 山道はちょっときついけどよく整備されていて登りやすい。 中世城郭の建物が再現されていてすごい。 高根城から水窪方面。 主郭の南にも2つ郭があり、その南に二重堀…

「妻と娘の国へ行った特派員」近藤 紘一著

サイゴン陥落後、タイ赴任になってからの短編集。東南アジア各国のお話。 30年くらい前の日本が経済力をつけてきた頃の雰囲気が伺える。アジア各国の雰囲気もだいぶ変わっているんだろうな。

「禅の言葉とジブリ」細川晋輔著

「人生に信念はいらない」の細川師による、一般向けの禅語本。 ジプリにこだわらなくても、どんな話からでも禅語に結び付けられそう。やっぱ坊主は方便力が重要だな。 最後の横田南嶺師との対談が面白かった。オンライン坐禅会は実際にその場でやらないと意…

「ビット・プレイヤー」グレッグ イーガン著

ハードSF短編集。 表題作は作り込みが甘い世界で意識を持ってしまった人の話。 孤児惑星がトンデモ物理が出てきて面白かった。ワンの絨毯に比べると衝撃は少なかったけど。 チート視力を持ったけど、機械がカバーできちゃうので活かせない話はなかなかきつい…

「長篠合戦と武田勝頼」平山 優著

武田勝頼が信玄の跡を継ぐ経緯から、長篠合戦への流れ。 勝頼は諏訪家を継ぐ予定だったのが、長男晴信が死んだから武田を継ぐことになったわけで、イレギュラーな事態になったのが色々不都合を引き起こした。 ただ勝頼の居城は高遠城で、諏訪全体を継いでい…

「たたかう植物: 仁義なき生存戦略」稲垣 栄洋著

おだかやかに生きてるように見える植物は、実は激烈な生存競争をしているんだよというお話。 植物同士、細菌、昆虫、植物、人間と多くの敵といかにして戦って対抗戦略を取っているか。 イネ科は前にも読んだけど、生存戦略としてかなり最先端を行っている(…

美濃赤坂

美濃赤坂へ。美濃赤坂線は大垣からの盲腸線で、荒尾駅と美濃赤坂駅しかなく、無人駅でSuicaが使えない。 美濃赤坂駅は石灰輸送の貨物も行っているので、結構大きい。 駅から中山道赤坂宿を横切って、金生山を登る。石灰採石場。 山の上の明星輪寺に参拝。本…