「フリードリヒ大王―啓蒙君主のペンと剣」飯塚 信雄著

マリア・テレジアの伝記でフリードリヒ大王は悪役なのであまり良い印象はなかった。

この本だと文学青年だったのが父親の虐待で壊れたって感じなのかな。

七年戦争で大きな戦力差があるにもかかわらずしのぎきったのはすごいけど、外交的孤立の状況を招いたのは自業自得じゃねと思ったり。

生き残ったから偉人とされるけど、負けて滅びて愚かな王と評価される可能性がかなり高かったと思う。