2022-12-01から1ヶ月間の記事一覧

「人生100年時代の年金・イデコ・NISA戦略」田村 正之

2021年の本。2022年の改正までの内容です。 年金はの本質は保険であると言ってて、確かにそうかもと思っちゃう。 これでもかというくらい内容が盛り込んであるので、ぱっと見ただけでは内容が覚えられない。節目に見直して、参考にすると良いかも。

「戦国大名・北条氏直」黒田 基樹著

戦国大名北条氏五代目氏直の伝記。 最後の当主ということで、小田原攻めで滅んでしまう。 四代当主氏政が実権を握っていて、氏直は影が薄いと思われていたが、実際は氏政は軍事外交を主導し、氏直は統治を担当していたそうな。とは言っても、北条氏の統治機…

「世界史を大きく動かした植物」稲垣 栄洋著

世界で一番作られている植物はトウモロコシ。主食としてというより、食べ物の原料に使われている。 主食の次に作られているのはトマトというのには驚き。 ヨーロッパでトマトやトウモロコシ、ジャガイモ等がまだ渡ってこなかった時は何を食べていたのか謎。…

「ニワトリ 愛を独り占めにした鳥」遠藤秀紀著

今のニワトリは白色レグホンは年間タマゴ290個産むし、ブロイラーは8週間で成育して出荷されるという経済性が極まった家畜である。 ラオスにいるというニワトリの原種は、タマゴの数は少ないし、縄張り意識が非常に強いという家畜に向かない生き物だった。こ…

「キャンセルカルチャー: アメリカ、貶めあう社会」前嶋 和弘著

アメリカ社会の対立軸。社会の断絶が過去最高レベル。 読んでて絶望的な感じの対立の深さであるけど、最後にアメリカは権利を拡張する方向に前進してきたと〆る。 著者はリベラルに肩入れしている書き方で、私はアメリカのリベラル的物言いに偽善を感じてそ…

「ウクライナ戦争」小泉悠著

ウクライナ戦争開戦前から、9月現在までの著者による振り返り。 著者の軍事的見解では、ロシアの侵攻は近いと思われたが、ロシア的見解では侵攻なんてないだろうと思われて楽観的な見通しをしてしまっていた。 プーチンの開戦理由は、ウクライナはロシアの勢…

「RANGE(レンジ)知識の「幅」が最強の武器になる」デイビッド・エプスタイン著

タイガー・ウッズは三歳からゴルフを始め、父親の英才教育で伝説的なゴルファーになった。このように幼少の頃から専門教育をすることがスペシャリストを育てるのに最適というイメージはあるが、実際はそうでもないよというお話。 読んでてしんどくなる量の大…

「新説戦乱の日本史」

どこまで定説になっているかわかりませんが、最近の日本史に関する新説。 歴史書を後の為政者が都合の良い用に書いていると考えて読むと、蘇我入鹿はそんなんい悪逆じゃないというのは面白かった。 千田先生の、中国大返しは信長の御座所を活用したという話…