2017-03-01から1ヶ月間の記事一覧

「ルポ トランプ王国−もう一つのアメリカを行く」金成隆一著

岩波新書。トランプに投票した人がどのような人たちか。ラストベルトを中心に取材。 石炭や鉄鋼産業が没落し、ラストベルトに暮らしている中産階級の人たちは、もはや親の世代の豊かさにどんなに懸命に働いても到達することは難しい。そこに現れたトランプに…

「フンボルトの冒険 自然という<生命の網>の発明」アンドレア・ウルフ著

フンボルトの生涯と、彼に影響を受けた人たちの紹介。 フンボルトが何をやったか知らなかったのですが、博物学の巨人とも言うべき大科学者だったのですな。 南米探検の章は夢中になって一気に読んでしまいました。今となっては当たり前な考え、生命の網を見…

ミュシャ展

関東に出張したついでに国立新美術館のミュシャ展見てきました。 以前やったミュシャ展では、アール・ヌーヴォーの作品メインでスラブ叙事詩は紹介だけだったので、本物を見ることができてとても良かった。あのサイズを間近で見ると大迫力です。 平日の昼過…

ゴーンガール

DVD借りてみました。当初はあまり内容の知識がなくて、行方不明になった嫁さんが変な文章残してるから自演かなと思ってたら、予想を超えた展開かつ二転三転ですごかった。 結婚怖い((((;゚Д゚))))ガクガクブルブル アニメ鬼平の長谷川夫婦は素晴らしかったのに・…

井伊谷

今が旬ということで、大河ドラマの舞台井伊谷に行きました。 JR東海道線で新所原まで行き、天浜線に乗り換え。天浜線とバス乗り放題直虎ちゃん切符買いましたが、結果的にあまりお得じゃなかった。 金指駅で降りてレンタサイクルがあったので借りる。このへ…

「生命、エネルギー、進化」ニック・レーン著

生命の進化の謎について、根本的なところから説明できる仮説についてガンガン解説していく内容。 内容が非常に専門的で、ついていくのが難しい、というかかなり飛ばし読みしました。 生物は大きく分けて細菌、古細菌、真核生物があって、古細菌が内部に細菌…

「人はなぜ物語を求めるのか」千野帽子著

なんでも出来事にストーリーとして辻褄を合わせないと気がすまない、人の思考の枠組みについて解説した内容。 不幸があると、何かしら原因を求めてしまうのはよくあることですね。それをやりすぎると、宗教にはまったりします。 さらっと触れられていたけど…

「介護ヘルパーは見た 世にも奇妙な爆笑! 老後の事例集」藤原るか著

幻冬舎新書。介護ヘルパーを職業とする著者が見聞きした事例集。それほど爆笑ではないような。 現場でリアルに何が起きているかが書かれていて非常に参考になる。 介護の現場で国からの支援が少なくて、老人たちが苦しんでいるとの訴えは気持ちは分かるけど…

「応仁の乱」呉座 勇一著

中公新書。応仁の乱の原因、経過などの実態。 前半は大和の国の情勢がひたすら続いてどうなることかと心配してたら、畠山家の内紛が絡んできて、細川と山名の対立に発展して・・・といつの間にやら大乱になってしまう。 畠山義就という武将のことはよく知ら…

「広島はすごい」安西巧著

新潮新書。広島のすごい会社の紹介。広島カープの話が面白かった。 広く浅くな内容で広島の社会の勉強になった。

「日本の武器で滅びる中華人民共和国」兵頭二十八著

兵頭氏の前の著書にもあった内容ですが、機雷で十分中共政権を潰せるというお話。 日本がフィリピンやインドネシアに機雷売りつけるだけで十分だよとのこと。 とても簡単なので本当なのか驚いてしまう。とりあえず尖閣にトラップワイアするのは早急に実施し…