2022-05-01から1ヶ月間の記事一覧

「プーチンの正体」黒井文太郎著

黒井先生によるプーチンの論考。プーチンによって殺された人の数は30万人を超え、21世紀最大の大虐殺者である。 やり方はかつての共産党、KGBのやり方そのままであるが、国民を愛国心で洗脳していく手法はナチスと同じである。 プーチンの来歴から、人脈、ワ…

シンウルトラマン (ちょいネタバレあり)

映画館で見てきました。 宇宙人が良い性格をしています。 中国人が書いたハードSFの「三体」を日本人向けにマイルドにした感じ? 映画の中ではなんとかなっても、以降も黒暗森林展開になる気がしますが・・・

「田沼意次」上 村上 元三著

全3巻のうち1。 田沼家は紀伊の足軽で、意次の父の代に吉宗に従って江戸に行き旗本になる。 龍助、後の意次は吉宗の世子家重の小姓となり、持ち前の才覚で頭角を現していく。 上巻では家重が将軍を継ぎ、吉宗死去、家治が将軍、家重死去と時代の流れが早い。…

「望みしは何ぞ―王朝・優雅なる野望」永井路子著

この世をばの続編で、道長の息子能信が主人公。 道長には妻が二人いて、鷹司殿が正室で高松殿が側室。鷹司系の子供のほうが優遇されていて、息子は早いスピードで昇進して娘は天皇の女御に入れられる。高松系は昇進が遅く女御にもしてもらえない。 能信は高…

「「帝国」ロシアの地政学  「勢力圏」で読むユーラシア戦略」小泉 悠著

ロシアの行動原理等。ウェストファリア的秩序、国家ごとに主権があるという感覚とは異なる国家観で動く。自ら自己決定権がない国家は従属国家に過ぎず、大国によって主権が制限されるという国家観である。そういう意味では日本やドイツは同盟に頼って防衛し…

「この世をば」上下 永井路子著

永井先生による藤原道長のお話。 エリートで独裁的な人かと思っていたら、関白の息子ではあるものの末っ子的なポジションで、そんなに期待されていなかったし本人ものんびりしていた。長兄や次兄のほうが権力欲豊富でガツガツしていた。天皇に輿入れして国母…

「欧州開戦」3,4巻 マーク・グリーニー著

全4巻のうちの後半。 前半のトラブルの種に対して、キャンバスの面々が少数で対処。リトアニアへのロシア軍の侵攻に対するNATO軍の防衛。 現代戦の描写は中々のもの。潜水艦対イージス艦のミサイルの応酬とか、戦車に対するジャベリン攻撃とか。 リトアニア…

「欧州開戦」1,2巻 マーク・グリーニー著

ジャック・ライアンシリーズの全4巻のうち前半。 米露開戦でウクライナ侵攻を断念したプーチンぽいヴォローディン露大統領は今度はリトアニアを狙います。 ロシアの飛び地カリーングラードは軍事拠点化されていて、陸路ではリトアニアを通る必要があるという…

新名古屋競馬場

弥富の新しい名古屋競馬場に行きました。名駅の名鉄バスセンターから無料バス。 昨日一昨日は重賞があったのですごい人で、今日は大きいレースがないので人が少ないかと思いきや結構人が多い。 建物内にコンビニが1軒、屋外に露天カーが数台程度しか出ておら…

GW 神戸姫路

二日目は神戸博物館でミイラ展。6体のミイラと副葬品で結構盛りだくさん。 神戸海洋博物館。なかには川崎重工の企業展示カワサキワールドもあり。カワサキの乗り物や船の模型など盛りだくさん。 神戸中華街に行ったらとんでもない人の量で撤退し、センタープ…

GW 京都大阪

GWということで旅行。 京都の京セラ美術館に行き、ポンペイ展と兵馬俑展。両方とも事前予約。ポンペイのモザイク画は現在でも見劣りしない。 京都国立博物館で最澄展。最澄の直筆が見られて感動。空海とは違って性格が出ているよう。 京都はもうコロナ明けと…