「欧州開戦」3,4巻 マーク・グリーニー著

全4巻のうちの後半。

前半のトラブルの種に対して、キャンバスの面々が少数で対処。リトアニアへのロシア軍の侵攻に対するNATO軍の防衛。

現代戦の描写は中々のもの。潜水艦対イージス艦のミサイルの応酬とか、戦車に対するジャベリン攻撃とか。

リトアニアの首都に対する少数のスペツナズ精鋭部隊による奇襲は、現実のキーフ奇襲とつながるような感じ。

ただ現代戦は四巻だけでわりとあっさり終わるので、もう一巻ぐらい使って詳しく進めて欲しかった。1~3巻で前フリをのんびりやりすぎ。

ヴォローディンの最後は現実でもそんな感じになるのかな。