2014-07-01から1ヶ月間の記事一覧

「無幻諸島から」クリストファー・プリースト著

地球とは違う地形の星の島々のガイドブック。 ガイドブックと見せかけて、色々な奇譚が複雑にクロスしていて、記憶力の弱い自分には結構大変。謎が謎のまま終わるので、わりとモヤモヤ感がある。 序文書いた人の名前を覚えておくと面白いかも。

兵庫の城めぐり

21日に神戸でお仕事なので、前日入り。 まずはJR明石駅に行くと駅のすぐ北が明石城。 お堀が亀だらけで驚く。 堀の内側の公園から本丸。建物は櫓が二つ。写生している子供がたくさんいたり、近くの球場で高校野球してたりいかにも地方のお城公園な雰囲気。 …

「死顔」吉村昭著

吉村昭の遺作的な短篇集。身内の死について書かれた短編、歴史上の事件について書かれた未発表の短編などで構成されています。 吉村氏本人が若いころ、結核の手術をしたあとに温泉で療養する話が心に残りました。 吉村先生の死に対する姿勢が、一般的な人よ…

「アジア史概説」宮崎市定著

宮崎先生によるアジア全体の歴史の解説。 日本、中国、インドはともかく、イランやトルコ、中央アジアも含んでいるのでほぼ人類の歴史的な内容になっています。 交通重視な視点で、文化がどのように伝播したとか、交易ルートにあたったから交流したとか詳し…

「いわゆる「当たり前の幸せ」を愚直に追い求めてしまうと、30歳サラリーマンは、年収1000万円でも破産します。」小屋洋一著

今の若い人が、親の世代と同じように奥さんを専業主婦にして、家を建てて、子どもの教育に金をかけると、破産するというお話。前出の橘玲の本とあんまし変わらん内容を連続で読んでしまった(笑) やっぱ出家が一番ですね。

「知的幸福の技術 自由な人生のための40の物語」橘玲著

昔のエッセイの出し直し。著者が昔から言ってきた内容だけど、内容は古びてない。 幸福に生きるためには経済合理性を持つ必要があると一貫している。未だに新鮮に読めるということは、いかに世に経済合理性を欠いている人が多いかということでしょうね。

香取神宮-佐倉城

東京駅から高速バスで香取神宮へ。関東は鉄道より高速バスのほうが便利だったりする。 香取神宮本殿。香取神宮は昔は香取海を支配していたわけで、さぞ栄えていたことでしょう。 宝物館には国宝の鏡あり。鹿島神宮のと対っぽい要石もあり。 香取神宮から路線…

梅雨の皇居

午前中は皇居東御苑に昨日のリベンジ。 富士見台とか回って、天守跡。修学旅行生がやたらいる。 北の丸公園を抜けて九段下へ行くルートを取りましたが、なかなかいい雰囲気ですね。 親戚と昼食を取る約束してたので上野へ。上野大仏。 夜は知人と横浜で夕食…

梅雨東京-上野国立博物館

関東の親戚への用事があったのでついでに東京観光。 上野の国立博物館の故宮博物院展に行ったら、開館時間ちょいで白菜3時間待ちになっててびびる。 そんなに待ってられないので、白菜は飛ばして故宮の宝物を見ました。超絶なものたくさんでしたが、書画に押…