2016-10-01から1ヶ月間の記事一覧

「オリジナル・サイコ―異常殺人者エド・ゲインの素顔」ハロルド シェクター著

ハヤカワ文庫。ヒッチコックのサイコの元ネタになったエド・ゲインの実際のお話。 アメリカのど田舎で孤独に暮らしている中年男性エド・ゲインは、周囲からは小間使いに役立つ大人しい人と思われていたのですが、実はとんでもないサイコ野郎だったという現実…

「自分をみつめる禅問答」南直哉著

禅僧と一般人が問答を通じて、禅を理解するという内容。今までの南師の著作の内容の整理に役立つ内容。

「新・雨月: 戊辰戦役朧夜話」船戸与一著

船戸先生の本を初めて読みました。戊辰戦争の流れを三人の架空人物を軸にして書いてます。 長岡藩の博徒、会津藩の武士、長州藩の密偵の三人で、官軍と幕軍の両軍の動きを交互に描きます。 若干説明過多みたいなところはありますが、元々戦況の流れはあんま…

御土居

天気が良かったので京都へ。 まずは地下鉄で京都府文化博物館で黄金のファラオと大ピラミッド展。東京、仙台、鹿児島、京都ときて東海地方でやる雰囲気がないので行きました。展示物品の数はそれほど多くは無いのですが、説明が充実しているので勉強になりま…

オークションハウス

amazonで全巻安売りしてたので購入して最後まで読破。大長編のわりにはなんだかなあという最後。 漫画を終わらせるのは難しいとは言え、終わらせるのに良いタイミングとしては、村尾由美が死ぬところとか、インド行ったところとかかなあ。エピソードの展開は…

「まちがいだらけの認知症ケア」三好春樹著

認知症に関する本は、医師による医学的な話が多いのですが、これは介護畑の人のお話。 結局のところ、認知症患者の問題行動の原因は、衰えていく自分を認められないからという話は非常に参考になりました。 便秘と脱水症状、季節の変わり目が問題行動の原因…

「あまたの星、宝冠のごとく」ジェイムズ・ティプトリー・ジュニア著

鬱展開に定評のあるティプトリーの短編集。鬱というか、あまりに救いのないオチに愕然とすることが多いのな。どんだけ男性や女性に絶望してるんだという感じですね。 この短編だと「もどれ、過去にもどれ」が特に胸糞で、結局糞ビッチの性根は変わってないの…

宮川香山展

瀬戸市美術館でやってる宮川香山展に行きました。 実際に高浮彫を見ると謎技術過ぎてビビる。 撮影可の作品も何点かあって、撮影してみました。