2025-06-01から1ヶ月間の記事一覧

「暗殺者の矜持」上下 マーク・グリーニー著

暗殺者グレイマンシリーズ最新刊。 グレイマンとアンセムがラブラブ逃避行中に、国際的なAI技術者大量暗殺事件に巻き込まれ・・・ 途中で地下施設に不穏なのがいる時点にここに突入するだろうなと思ったり。 過去のキャラが総出演ですが、グレイマンとアンセ…

「駿甲相三国同盟 今川、武田、北条、覇権の攻防」黒田 基樹著

今川、武田、北条の三国同盟の話。たまたま三者に婚姻にちょうどいい年齢の子女がいたから成立したという偶然の上に成り立ち、しかも10年以上有効だったという稀有な例。 武田と北条間は、対上杉謙信にかなり効果的に働いた。 今川は尾張三河方向に進出した…

「黄衣の王」ロバート・W・チェンバース著

「Call of Cthulhu: The Sutra of Pale Leaves - Twin Suns Rising」の元ネタということで、kindle版がセールだったので買いました。 4本の短編集で、「黄衣の王」という本を読むと精神を蝕まれる展開っぽい。 後から、「黄衣の王」がクトゥルフ神話のハスタ…

「日本海軍戦史 海戦からみた日露、日清、太平洋戦争」戸高 一成著

まず勝ち戦だった日露からはじめて、明治維新後からいかに海軍を作り上げたかの日清、前の戦いからどうしてこうなったかの太平洋戦争という順番。 日露戦争の丁字戦法が実際は黄海海戦で欠点が見つかって使用されなかった、秘密兵器の一号機雷も荒天で使用で…

「古代マケドニア全史 フィリッポスとアレクサンドロスの王国」澤田 典子著

フィリッポスより前のあまり情報がない歴史から始まり、フィリッポス二世の話がメイン。アレクサンドロス大王はもうマケドニアの範囲を超えるということであまり話はなし。 1977年ギリシャ北部の村ヴェルギナで3つの墳墓が発掘され、アレキサンダー大王の父…

広島旅行

6/7-8は付き合いで団体旅行で広島行きました。 初日は新幹線で広島に行き、平和記念公園からお好み焼き。 錦帯橋 宮島で一泊。 二日目は厳島神社参拝。宮島は外人ばかりでインバウンド状態。商品の値段はそこまで高騰してる感じはないかな。 午後は呉で鉄の…

「地中海世界の歴史5 勝利を愛する人々 共和政ローマ」本村 凌二著

ローマ建国神話から、イタリア半島統一、ポエニ戦争、東方への進出。 アルバ王ヌミトルは弟に王位を奪われ、息子は殺され、娘は巫女にされた。娘が居眠りしてる時に軍神マルスが見初めて手籠めにして、双子が産まれる。双子は捨てられるが、牝狼が乳をあたえ…

「地中海世界の歴史4 辺境の王朝と英雄 ヘレニズム文明」本村 凌二著

フィリッポス二世によるマケドニアのギリシャ制覇から、アレキサンダー大王による大帝国、ディアドコイ戦争、ヘレニズム文明の話。 エジプトのアレキサンドリアの創建はアレキサンダー大王だけど、アレキサンドリアという名の都市をたくさん建ててるので当初…