2023-12-01から1ヶ月間の記事一覧

「ドラゴンランス伝説〈1〉パラダインの聖女」マーガレット ワイス,トレイシー ヒックマン著

ドラゴンランス第2シーズン。 前回から2年後、キャラモンがすっかりアル中のダメ人間に・・・ 今回のパーティーは聖女クリサニアとキャラモン、タッスル、プーブーとダメ具合が酷い(^_^;) クリサニアの性格のダメさ加減は、作者はタカビーな女に恨みでもある…

「動乱の日本戦国史 桶狭間の戦いから関ヶ原の戦いまで」呉座 勇一著

主要合戦について、現在の学説。 関ヶ原合戦について、小早川秀秋が松尾山城から伊藤盛正を追い払って占拠したのがきっかけで、西軍が関ケ原に向かったものと思っていましたが、実はこの話の根拠は小早川の家老だった稲葉家の記録であり、早くから東軍に属し…

「ドラゴンランス 6 天空の金竜」マーガレット・ワイス,トレイシー・ヒックマン著

ついに最終巻。 タニスは2つの種族の間と二人の女性の間で苦労するシンボリックな存在なのね。 けっして悪が一方的に滅びる終わり方ではなくて、含みがいくつもあって以降のシリーズにつながるのね。 シリーズを通して、ローラナの成長が良かった。ただ、ゲ…

wifi ルーター

PC

wifiルーターがキュキュル異音出して、ネットに繋がらなくなったので、新調することに。 とりあえずはノートPCに固定LANケーブル繋いでwifiルーターとして使えるけど、不便だしね。 バッファローAirStationの上のが下になりました。10年以上後の製品の割にそ…

「ドラゴンランス 5 聖域の銀竜」マーガレット ワイス,トレイシー ヒックマン著

ローラナがやたら忙しい巻。総司令官から愛の人質に・・・ 年齢を重ねると、ローラなの苦悩がわかってくるね。 善の竜からドラゴン騎兵がかっこいい! シス卿の設定が重すぎて、ドラゴン卿が食われとる。 やっと登場人物が集まりかけたと思ったら、またわか…

「競馬の世界史 - サラブレッド誕生から21世紀の凱旋門賞まで」本村 凌二著

競馬初期の頃のエピソードはなかなか興味深い。 3歳馬限定戦を企画して、レースの命名の時、主催のダービー卿とバンベリー卿がコインを投げてどっちにするか決めたそうな。バンベリーになる可能性がかなりあったのね。それより前は8歳馬とかが長距離レースを…

「ドラゴンランス 4 尖塔の青竜」マーガレット ワイス,トレイシー ヒックマン著

ついにドラゴン卿キティアラ登場。 今回はパランサスの大司教の塔防衛戦。スタームとローラナ、タッスルホップが奮戦する。 タッスルはかなり美味しい役回り。こういうキャラがいると話を回しやすいんだろうな。 スタームとローラナは生死の狭間で宿命の時を…

「ブッダという男: 初期仏典を読み解く」清水 俊史著

ブッダが平和主義者、差別批判者、業や輪廻を否定したというような近年の言説があるが、これらは近代の価値観で神格化した見方であるという内容。 昔の人間が時代を超えて現代の価値観を持っているということはない。そりゃそうで、これから未来には今の価値…

「平治の乱の謎を解く 頼朝が暴いた「完全犯罪」」桃崎 有一郎著

著者の本は毎回新しい視点をもたらしてくれて、知的興奮を味わえるので良い。 今回は平治の乱の真犯人は誰かという論点で、文献の調査結果を元に迫る。 著者の出す証拠について、私は是非を論ずることはできないので、実際にそうなのかはよくわからない。 登…

「ドラゴンランス 3 氷壁の白竜」マーガレット ワイス,トレイシー ヒックマン著

だいぶ大所帯になってきたので、途中でパーティーが2つに分かれます。 エルフのお姫様であんまり冒険の役に立たないと思っていたローラナがこの巻ではパーティーのリーダーとして活躍するという成長を遂げます。リーダーのタニスのことをすごいなあと思って…

「流浪地球」劉 慈欣著

SF短編集。 私だったらこのアイデアは物理的におかしいから使えないなあと思うネタを、この作者は整合性を無視してぶん回すパワーがあるのが素晴らしいと思う。三体でも智子の設定はこれだけ技術力の次元おかしくねと思ったりしてた。面白ければ整合性なんて…

「乃木希典」大濱 徹也著

講談社学術文庫。乃木の伝記と思いきや、乃木の人生は本の前半でさらっと書いてて、後半は乃木が社会に与えた影響の記録。 乃木家の親戚が玉木家で、希典の弟正誼は玉木文之進の養子なんですな。 希典の父母は共に超スパルタで、希典は子供の頃に家出して玉…

映画 ナポレオン

監督リドリースコット、ナポレオンはホアキン・フェニックス、ジョゼフィーヌはバネッサカービー。 ナポレオンの生涯をえがいた内容で、メインテーマはジョゼフィーヌとの愛憎。 ナポレオンのことあまり知らない人が見たら、色んなキャラが説明なしで出てき…