「平治の乱の謎を解く 頼朝が暴いた「完全犯罪」」桃崎 有一郎著

著者の本は毎回新しい視点をもたらしてくれて、知的興奮を味わえるので良い。

今回は平治の乱の真犯人は誰かという論点で、文献の調査結果を元に迫る。

著者の出す証拠について、私は是非を論ずることはできないので、実際にそうなのかはよくわからない。

登場人物の人間関係や動向について非常に勉強になった。