「キャンセルカルチャー: アメリカ、貶めあう社会」前嶋 和弘著

アメリカ社会の対立軸。社会の断絶が過去最高レベル。

読んでて絶望的な感じの対立の深さであるけど、最後にアメリカは権利を拡張する方向に前進してきたと〆る。

著者はリベラルに肩入れしている書き方で、私はアメリカのリベラル的物言いに偽善を感じてそんなにシンパシーを感じないんだな。ただ、オバマまでは心情的に共和党を応援していたけど、トランプの出現に至っては全然受け付けられない。あんなカオスな人間が政治家をやるべきではない。あんなのを立ててる限り、共和党は駄目だな。