「ハンニバル 地中海世界の覇権をかけて」長谷川博隆著

講談社学術文庫ハンニバルは塩バアのローマ人の物語でその活躍を知ってまして、この本で詳しく知ろうと思った次第。この本の内容は、ハンニバルの物語を書いたものというより、歴史的な動向を書いたものでした。軍事的な話より、政治的な動向の話が多かったです。紀元前にあれだけ大局的な戦略が取れるというのには驚かされます。