トム・クランシーの1986年の小説。
ソ連で油田施設がテロリストに破壊され、石油産出量が危機的な状況に。
ソ連首脳部は湾岸地帯に侵攻して石油を確保することにし、そのためにNATO軍に奇襲をかけることにした。
アイスランドに奇襲上陸し、米軍機動部隊に長距離爆撃機のミサイルで飽和攻撃。イージスで対処しきれず空母は無力化。
西ドイツ領内にソ連機甲師団が急襲をかけるも、米軍の新型ステルス爆撃機の爆撃で逆襲・・・等々陸海空てんこ盛りの大激戦が繰り広げられます。
潜水艦の対地ミサイルによる奇襲、軍事衛星への戦闘機から対衛星ミサイルによる攻撃とかいろんな手段があるんだなあと感心。
最後はソ連軍が状況を打開できずに、上層部が核の使用を検討し始めて・・・でなんとか風呂敷をまとめることができました。
CIV4の現代戦を思い起こすような。たいていはミサイルとか使う前に終わりますけど。