「雪の花」吉村昭著

幕末の福井藩の町医者が、天然痘撲滅のために種痘普及に人生を賭けるお話。
ご禁制の種痘の種を松平春嶽に掛けあって輸入を許可してもらうところとか、福井で種痘を普及させようとするところとか、結局一番の障害になったのはお役人の無理解ってのがいかにも日本って感じだな。