「暗殺者の屈辱」上下 マーク・グリーニー著

ロシアのウクライナ侵攻後の世界で、ロシア資金の流れのデータが入ったiphoneの争奪戦。

豪邸の防衛戦と見せかけてスーパーカーチェイス、特急内での銃撃戦とか映像化まったなしの展開ですな。

米国内にドネツィク人民共和国(DPR)のスリーパーが潜んでいるなんて恐ろしい想定ですね。というか親ロ派ウクライナ人テロリストなんて考えたことなかったわ。

資金の流れのデータからアジトを探しに行く発想は感心した。

スーザンは今までも一線は越えてきたけど、今回はやりすぎ。退場になったのは残当だな。

今回は話の流れや敵の設定等かなりの傑作と思う。

ジェントリーとゾーヤは幸せになれるんでしょうか?