「池田大作と創価学会 カリスマ亡き後の巨大宗教のゆくえ」小川 寛大著

創価学会入門的な内容。創価学会のこと全然知らなかったので、非常に勉強になった。

元々は日蓮正宗の下部組織だったということから、そもそも日蓮正宗自体知らないんだよね。

池田大作は神秘体験に頼らず、相互付与による現世利益によって拡大させたってのがすごい。

教義は途中から引っ込めて、後は宗教色が薄まって池田大作ファンクラブのような団体になったと。

公明党による政治参加は、組織の活性化に重要という視点は面白い。

宗教色が薄いので、池田大作亡き後どうやって求心力を保つかが課題。

二世三世は池田大作との縁が薄くなっている。

組織力は専業主婦によって保たれていたのが、近年の専業主婦の減少で婦人部の力が退潮しているとの話。

新宗教が退潮している要因は結構共通してると思われる。