2017-01-01から1年間の記事一覧

国宝、北斎展

休暇を取って展覧会鑑賞。 朝一で京都国立博物館へ行き、国宝展。開館一時間前くらいについたのに、もう長蛇の列。 それでもまだ空いてたほうかな。見たいものをゆっくり見えました。 火焔土器、土偶のプリケツ、雪舟のシンプルな画が良かった。京阪で大阪に…

天橋立

福知山から開始。宮福線に乗りました。天橋立フリーきっぷを購入。丹鉄と天橋立周辺のバス連絡船リフト等乗り放題ですが、お得感は全然無い。現金で券を一々買う必要が無いのは良い。 単なる快速がかっこいい!内装が木を多用しています。 大江山口内宮駅で…

篠山城ー黒井城

仕事がちょっと余裕が出てきたので、久々に旅行。 新幹線で大阪に出て、福知山線(宝塚線)に乗り換え。篠山口で降りて篠山城へ。百名城。 福知山線がやたら混んでて、ローカルなのにやたら混むなあと思ったら、ちょうど篠山しし祭当日に出くわしたのだった…

「坐禅の意味と実際―生命の実物を生きる」内山興正著

沢木興道師の弟子の内山興正師の欧米人向けに平易に書いた坐禅入門書。 アチャンチャー師の法話集と似たような趣旨の話が多くて、暑い時は頭が発酵してどうにもならん時があるが、涼しい風の吹いて来るような時は頭がスカーッとしていかにも坐禅になりきった…

「アチャン・チャー法話集 第二巻 マインドフルネスの原点」

一巻は戒律の法話集で、二巻は瞑想についての法話集。 やる気があるときも無いときも実践しなさいというのは耳に痛いごもっともな教え。瞑想をしてると何か知らん理由をつけて早々にやめようとしがちで、そういう心を放っておいて瞑想を続けなさいとおっしゃ…

ダンケルク

クリストファー・ノーラン監督。IMAX2Dで見ました。 ダンケルクの戦いを、イギリス兵、戦闘機パイロット、救出に行く民間船の三つの視点から描く内容。 一般的な映画の文法から離れた方法を取っていて、お話を追っていくというより、戦争のいろいろな情景を…

新仁義なき戦い

仁義なき戦いシリーズの人気の余波で立ち上げた新シリーズ。 新シリーズと言っても、菅原文太主演で、キャラの名前は違えど性格一緒。 金子信雄の山守組長も一緒で毎度のごとく泣き落としに来ます。パラレルワールドか。 敵役が若山富三郎ってのが売りかな。…

「[新訳]フランス革命の省察 「保守主義の父」かく語りき」

バークの古典を 佐藤健志が翻訳。原典読んだこと無いので、わかりやすくしたというので読んでみました。 革命のスクラップ・アンド・ビルドがスクラップにしかならないということをこれでもかと主張する内容です。 内容自体は解説本で知っていたのですが、非…

「トルコのもう一つの顔」小島剛一著

中公新書。トルコについての解説本かと思って読んでみたら、筆者がトルコに潜入してトルコ政府の監視を受けながら少数民族の言語を調査するというサスペンス小説みたいなびっくりな内容でした。 トルコはトルコ民族単一国家という国是で、実際は少数民族がい…

「戦争にチャンスを与えよ」エドワード・ルトワック著

文春新書。著者の中国4.0が非常に面白かったので、これも読んでみました。 小国の戦争に、国連やNGOが介入するから戦争が永続化するというのは面白い視点。 尖閣に駐在部隊を置かないと中国が誘惑にかられて暴発するというのは兵頭二十八も言ってました。 パ…

「国際情勢判断・半世紀」岡崎久彦著

岡崎氏の自伝。晩年の国際情勢の記事はよく拝見していましたが、どういう人かはあまり知りませんでした。 外務省勤務で、サウジアラビア、タイの大使をやって、退官後情勢判断の研究所を設立したんですね。 アングロサクソンとの同盟重視というのは私も同意…

「「悟り」は開けない」南直哉著

恐山の坊さんの南師の新書。この人の本はだいたい読んでます。 前半はいつものこの人の仏教の解釈で、後半の世の中の問題についての細々とした話が結構面白かった。 介護の話とか、前向きに生きることをやめるとか、無常無我からくるお話は、世の常識から離…

「ヒルビリー・エレジー〜アメリカの繁栄から取り残された白人たち〜」J・D・ヴァンス著

トランプ大統領の支持層と言われるラストベルトの白人たちの実態。 著者はラストベルト出身で、子供時代の話は貧しさとドラッグや暴力にまみれて読んでて辛い。 海兵隊に入隊して価値観が変わり、イエール大学を卒業して弁護士になって上流階級になることが…

226

1989年公開の松竹の映画。226事件を豪華キャストで映画化。 仁義なき戦い脳で見ると、金子信雄や丹波哲郎がヤクザの親分から陸軍大将になってる!とか思うし、他にも本木雅弘がこの映画では大尉で最近には天皇になってすごいなっと感心したり。 最初の襲撃シ…

ハドソン川の奇跡

クリント・イーストウッド監督、トム・ハンクス主演。飛行機がハドソン川に緊急着水した事件の映画化。 出だしでは着水した後で、死亡者無しということで機長はヒーロー扱い。ところが調査委員会で着水が危険行為と問題視されて・・・という内容。 離陸直後…

「NHK 100分 de 名著 『維摩経』 2017年 6月」

NHKで四回に渡って放映した番組の教科書。番組は最終回だけ見て面白かったので、本は後で購入。 長尾雅人先生の維摩経解説本読んでたので内容は把握してるのですが、番組ではわかりやすく解説され理解を深めるのに役立ちました。

「観応の擾乱」亀田俊和著

中公新書。本屋に山積みされてたけど、こんなマニアックな題材で本当に売れてるの? 太平記の後半戦で、ぐちゃぐちゃしすぎてあまり触れられてない時期のお話。 南朝と北朝の戦いもジェットコースターみたいな展開だったけど、その後の尊氏直義兄弟の戦いも…

ジュラシックワールド

地上波で放映していたのを録画して、遊びに来た親戚のチビと見ました。 子供向けだから、死人は多いけど直接的な死体損傷場面は無し。 スートリー的にはキングコングとかゴジラ見たいな怪獣大決戦的なノリを感じる。 人間の会話パートはどうでも良いわな。親…

「フランス敗れたり」アンドレ モーロワ著

第二次大戦ナチス・ドイツのフランス侵攻時に、フランス軍将校だった作者による、当時の状況。 英仏の準備が全然進んでなかった、フランスの政治家は内輪もめばかり、英仏間の信頼関係も無かった、という内容。 最後の解説の教訓が今の日本にズバリですね。 …

「世界の歴史〈7〉大唐帝国」宮崎市定著

河出文庫。宮崎先生による中国の歴史。題名は大唐帝国とあるけど、漢末三国志から晋五胡十六国五代十国隋唐と中国の古代末期から中世の時代のお話です。 古代は都市国家の延長で、漢末の景気低迷、地方の開拓、遊牧民族の侵入、南方開発・・・と社会構造の変…

仁義なき戦い 5部

完結編ですが、実質的な完結編は菅原文太が逮捕されて網走刑務所へぶち込まれた4部で、これは後日談みたいな内容。 また松方弘樹が別キャラで登場して殺されててワロタ。 実は金子信雄の山守組長が好きだったりする。 登場した役者はほとんど死んでしまった…

仁義なき戦いシリーズ2〜4

連休中はずっとヤクザ映画鑑賞・・・広島やばいとこ。 山守組長はずっと悪役で、なんでこの人が大親分でいられるのか謎。金集めるのがうまいんかな。 キャラの名前が覚えられず、基本的に役者名で覚えます。松方弘樹が一作目に続いて四作目でも殺されて笑い…

インターステラー

早く見なきゃと思っていて、連休でやっと見ることができました。 ストーリーはおいおいと思いましたが、SF描写は最高ですね! ワームホールの形状とか、水の惑星とか良いです。

「未来の年表 人口減少日本でこれから起きること」河合雅司著

講談社現代新書。やばいことはわかっているけど、思考停止に陥っちゃうよね・・・

「朝鮮戦争」芝豪著

講談社文庫上下巻。朝鮮戦争は児島襄のとハルバースタムのコールデストウィンター読んでますが、これはこれで良著。 児島氏のは戦記っぽい内容で、ハルバースタムのは政治的な背景多し。 芝氏のはオリキャラ多めの小説っぽい内容かな?オリキャラが戦闘に参…

「隷属なき道 AIとの競争に勝つ ベーシックインカムと一日三時間労働」ルトガー・ブレグマン著

新しい時代への処方箋として、ベーシックインカム、週15時間労働、国境の開放を提言した内容。 本当にこのやり方でうまくいくかはよくわからないというのが感想で、実際に実行するには善意の独裁者がいないと無理なんじゃないのと思ったりする。私はバーキア…

「安土往還記」辻邦生著

背教者ユリアヌスの作者による時代小説。戦国時代の日本にきたヨーロッパ人の船乗りを通して、信長の生涯を描く内容。 家臣の前では恐怖の君主の信長が、外国人の前では結構人間的な言動を取るのが面白い。辻邦生のテーマは虚無の上にいかに人生の意味を問う…

名古屋城酒まつり

第一回名古屋城酒まつりに参加。 http://nagoyajo-sake.com/ 梅雨のこの時期に日本酒飲みまくりというのは結構危険なイベントだった・・・薄曇りで良かった。カンカン照りや大雨だとイベントが成り立たない感じ。

ローガン

レイトショーで見ました。近未来、ローガンとチャールズは老いてヨボヨボしてます。高齢化社会ですね。 ローガンと同じ能力を持つ少女ローラを連れて逃げるロードムービーで、いつものXmenシリーズとは違う雰囲気です。 最後まで中だるみ無く道中を描ききっ…

仁義なき戦い

DVD借りてみました。この世界の片隅にと時間と場所がオーバーラップ。バイオレンスな世界に生きてるな・・・ キャラの顔と名前が覚えられないので、役者名で呼びました。松方弘樹のグラサン遺影に受けまくり。 どこかで見たことあるような気がしたので、子供…