「「悟り」は開けない」南直哉著

恐山の坊さんの南師の新書。この人の本はだいたい読んでます。
前半はいつものこの人の仏教の解釈で、後半の世の中の問題についての細々とした話が結構面白かった。
介護の話とか、前向きに生きることをやめるとか、無常無我からくるお話は、世の常識から離れていてなかなか良い。
あと坐禅体験の話も私の体験とリンクする部分もあり参考になった。