「米露開戦 1巻」トム・クランシー著

ジャック・ライアンシリーズで全4巻のうちの最初。2013年の作品で、ロシア軍がウクライナに侵攻するというお話。現在進行系でタイムリーですね!アマゾンの中古本は、安価のものは軒並み売り切れてます。プー○ンみたいな大統領が大ロシア復活を夢見てウクライナに侵攻を試みます。

ジャック・ライアンシリーズでは過去に「大戦勃発」で、シベリアに豊富な鉱物資源が発見されて中国が侵攻し、ロシアをNATOに加盟させて中国を撃退してましたが、今回はそんな設定はどこかに行っています。

大戦勃発の頃は、クランシー先生はロシアびいきで、ロシアは欧米と価値観を共有できて、日中とかイスラムのような連中とは違うみたいな感じでしたが、今回はロシアは国家ぐるみでマフィアしてるヤバい国だという認識になったようです。

1巻では、放射性物質による暗殺とか、外国資本への国家ぐるみの窃盗が描かれるわけですが、国自体がマフィアみたいという描写は驚くべきものです。マジでこんな無法な手口使ってるのかと驚いた。こりゃ自由主義は根付かないわ。