「大戦勃発」1,2 トム・クランシー著

ジャック・ライアンものの全4巻のうち1,2。

前回合衆国崩壊でライアンは大統領になり、イスラム共和国を粉砕しました。

今回、ライアンは大統領選挙に勝利して大統領を継続中。(大統領は向いてないとことあるごとにぼやくのは若干見苦しい。)

日本、イランと戦争して、今回の敵は中国です。前の2つの戦争で裏から糸を引いていた裏ボス足る中国の張さんがいよいよ出てくるわけですが、実際に出てくると小物感が・・・

ロシア政府高官暗殺未遂、シベリアの資源と防衛戦力の欠如、中国国内でのCIAスパイの暗躍、米中貿易協議、中国国内キリスト教徒の話がザッピングします。

中国の一人っ子政策の遂行方法は結構怖い。

2巻までに、中国がいろいろやらかし、暗雲が立ち込めてきたところで次回。