「合衆国崩壊」3,4 トム・クランシー著

全4巻のうちの後半。

前半で伏線を張りまくって、後半でがんがん回収するわけですが、3巻ではライアンの娘への襲撃とエボラウイルステロの発生、4巻でウィルステロへの対策、第二次湾岸戦争と進みます。

娘への襲撃は警備隊が体をはってテロリストを撃退するわけで、子どもたちへの思いが絡んでくると涙腺が緩んでしまいます。

ウィルス蔓延は時事ネタですね~。クランシーの未来予知能力はなかなかのもの。

ウイルスでほとんどの部隊が動きが取れない中、無事だった少数の部隊をサウジに送り込んで第二次湾岸戦争をやりますが、現代の情報テクノロジー(C4ISR?)であんなに圧倒できるんでしょうか?実際にイラク戦争ではかなり圧倒したわけですが。

アメリカ国内の爆弾テロの話は特に回収されなかったのですが、なんだったんだろうか・・・最初は使おうと思ってたけど使えなかったのかな。