「米中開戦 」1,2 トム・クランシー著

全4巻のうち前半1,2。ジャック・ライアンもの。

「大戦勃発」で中国は対ロシア戦争に負けて上層部が入れ替わり、新主席は経済不安で立場が弱く、軍と組んで南シナ海や台湾への進出を企む展開。

正面からアメリカと戦っても勝てないので、ネットを通じたハッキング攻撃で暗躍する。単純にネットから攻撃するだけではなくて、ハニトラとかで弱みを握った人を使ってソーシャルハッキングとか結構ありえそう。

2巻では米軍のドローンがハッキングされて乗っ取られ、全ドローンが使用不可に。人民解放軍による南沙諸島への侵略が開始され、どんどんキナ臭い展開に。