生死の覚悟

新潮新書高村薫と南直哉の対談。

宮崎哲弥の仏教教理問答で南直哉と太陽を曳く馬の話が出たおかげで、太陽を曳く馬という初高村薫作品を読んだという因縁があり。

信仰に生きられない場合はどうすれば良いという問を持ち続けているわけですな。

私は坐禅をしていて、釈迦の言うことが一番もっともだと納得しているので、ここまでの深刻さはない。西洋風のマインドフルネス仏教は科学的というのは疑問があって、やっぱり根本は信仰だろうという考えではある。

高村作品の空海や土の記は読むべきだなあと思ったり。