「拳豪伝」津本陽著

大東亜忍法帳に登場した物外和尚が主人公の剣豪小説。

講談調で、どこまで真実かよくわかりません。

大名に依頼されて、銀山の銀を運ぶ仕事の差配を引き受けて、盗賊と代官所で大立ち回りの回が面白かった。江戸時代盗賊多すぎ!

だいぶ方向性は違うけど、澤木興道師の話を思い出したりする。澤木師も日露戦争で活躍したのだったなあ。