「関東戦国史 北条VS上杉55年戦争の真実」黒田基樹著

関東戦国時代のお話。

前半は後北条氏が勃興して、関東管領山内上杉氏との対決。

後半は後北条氏山内上杉氏を圧倒した後、長尾景虎関東管領を継いで関東管領になり、上杉謙信となって後北条氏との抗争が語られる。

国衆レベルの細かい攻防が綴られるので、そのへんは飛ばし読み。基本は北条対上杉で、今川や武田や佐竹あたりが絡んでくる。

上杉謙信亡き後は上杉景勝は関東に絡まなくなり、織田家の影響が大きくなって局面が変化するのね。