出張で関東の奥の方に行っていたので、土日は福島に遠征しました。
金曜のうちに郡山まで行って泊。
福島県の構造がよくわかっていなかったのですが、福島市は実はそんなに中心ではなくて、人口はいわき市が一番で、交通の要衝は郡山市なんですな。浜通り、中通り、会津の川みたいな構造で、縦方向は移動しやすいけど横方向は移動しにくい。
土曜日は郡山から高速バスで会津若松に移動。電車はあるけど高速バスのほうが本数が多い。
会津駅でレンタサイクルを借りようとするも、全部予約済み。しょうがないので市内周遊バスの1日券を購入。
会津若松城。縄張り、石垣、赤瓦と良ポイントのてんこ盛り。
あまり人が来ないところですが、本丸と二の丸の間の堀と橋、石垣も素晴らしい。
その後は茶室麟閣、御薬園。御薬園には会津出身の秩父宮勢津子殿下の品が多く収蔵してあり、元は尾張に嫁いだ妹が引き取った品を会津に寄贈したんだそうな。
会津武家屋敷、元西郷頼母屋敷を見学。上級士族は豪勢な屋敷に住んでたんだなあと驚き。西郷頼母は自己保身の言動が多いので、私の評価は低いんだな。
すぐ近くになんと佐々木只三郎の墓がある。旗本で見廻組の一員、坂本龍馬を斬った男。会津出身だったのだな。
武家屋敷の隣の古民家はレストランであるものの、2,3階の屋根裏はネパール博物館というかなりの珍スポ。古民家の屋根裏に入るなんて初体験だし、ネパール仏像も面白い。問題は熱がこもってかなり暑く、早々に撤退。お店の人がお冷を出してくれました。
飯盛山へ。白虎隊自刃の地で、有料のスロープコンベアで楽に上がれる。悲劇の地も資本主義の前にはこのような有様。
山の中には会津さざえ堂があり、木造の高層建築で結構スリルがある。一度来たかったところで良かった。
七日町駅周辺の古い町並みに行き、新撰組記念館、野口英世青春館。青春館の一階は喫茶店で、はちみつ入のコーヒーを飲んだ。マイルドな感じ。
駅の近くの阿弥陀寺で新選組斎藤一の墓。明治では会津の女性と結婚して警察官になり、墓は会津に建てたのだな。
駅でお土産買ったりそば食べたりして、高速バスで郡山へ戻った。