「13億人のトイレ 下から見た経済大国インド」佐藤 大介著

人口13億人のインドで、トイレのない生活をしている人は5億人以上いるという衝撃の内容。

トイレを維持する経済的余裕がない人が多いとか、上下水道の整備が進んでいないとか、必要を感じていないとか、トイレ普及への道のりは遠い。

政府がトイレ普及のために補助金を出しても、途中でネコババされてるとか、トイレ作ってもその後のフォローがないとかなかなか難しい。

女性が野外で排泄するのは、野生動物とかレイプの危険があって、なるべく排泄は控えるようにしている人が多い。

トイレ掃除のカーストがいて、労働条件は劣悪。

トイレ環境の改善を目指すスタートアップ企業とか、日本企業とかが詳細される。