「チェルノブイリの祈り」スベトラーナ・アレクシエービッチ著

戦争は女の顔をしていないの著者による、チェルノブイリの当事者たちのインタビュー集。

最初の話が一番強烈で、最初に現場に行った消防士の妻の話で、消防士がモスクワの病院に搬送されたのについていって、無理やり看病するも、消防士は14日で死亡、妻は妊娠中で結局流産とひたすら悲惨な話。

私は技術職だからこの本は感情的すぎると感じてしまって、もうちょっと科学的に適切な対応はできないものかと思ってしまう。それは福島の事故でも思ったこと。