「朝鮮戦争 2」児島襄著

国連軍は平壌を攻略し中朝国境の鴨緑江を目指して進撃するも、数十万の中国軍が朝鮮半島に侵入し、国連軍は粉砕される。国連軍は38度線以南に押し込まれ、ソウルを放棄。その後一進一退の戦況になり、ソウルは結局四回陥落することに。
マッカーサー元帥は戦況打開のために満州への爆撃、中朝国境への放射線物質の散布を計画するも、ソ連や中国の本格参戦によって第三次世界大戦へ発展することを恐れるアメリカ政府や国際社会は、停戦のために中国との和平交渉を進めようとするのであった。三巻へ続く。