「ローマ人の物語15 ローマ世界の終焉」塩野七生著

ローマ帝国が東西に分割した後、イタリア半島西ゴート族とかフン族とか東ゴート族とかロンゴバルト族とかやたら蛮族が侵入してきて西ローマ帝国滅亡。このカオス状況、中世には生まれたくないねえ。
西ローマが滅びたのが476年ということになってて、アフタヌーン連載中の「ヴィンランド・サガ」は11世紀といってるから、いまだにグダグダな中世やってるわけです。
今月号のヴィンランド・サガでアシュラッドが説明してくれましたが、西ローマが滅びた頃にイングランドアングロサクソンに支配され、11世紀にデーン人(デンマークヴァイキング)の侵入という歴史の流れです。500年以上経っているのにローマ帝国の時代のほうが進んでいるというのが歴史の恐ろしいところ。