「ローマ亡き後の地中海世界 上」塩野七生著

ローマ帝国滅亡後、イスラム帝国が勢力を拡大して、地中海がイスラムの海賊によって支配されるというお話。ローマ人の物語の後半は歴史だからしかたないんだけどgdgdになっちゃってあまりおもしろくない。この本も1000年以上の内容を圧縮してるダイジェスト版だからお話としてはそんなに面白くない。中世前半はキリスト教世界はイスラムの海賊にフルぼっこされて暗黒時代、後半はだいぶ持ち直しましたという流れで歴史の勉強にはなります。お話的にはサラディンVSリチャードあたりで一巻書いてくれるほうがおもしろいですわね。