2014-10-14から1日間の記事一覧

「わたしの流儀」吉村昭著

吉村昭が自分の日常について書いたエッセイをまとめた内容。中卒の小説家の割に、ちょっと古風な常識人的な価値観なのが面白いかも。私の小説家のイメージは無頼というのがあったりします。吉村先生の作品を読むと、冷徹な死生観はあるけど無頼ってのは違う…

「新書太閤記」吉川英治著

青空文庫の新書太閤記をやっと読了。大長編だけあって読み応えあり。 人情味溢れた秀吉像として、結構うっとおしくなる時もあるけど、感動の涙ありで楽しく読めました。 小牧長久手の戦いで徳川家康がもう一人の主役として押し出されてきて、四国攻め、北陸…