「プロジェクト・ヘイル・メアリー」下 アンディ・ウィアー著 ネタバレあり

異星人ロッキーとすったもんだの協力の末、ついに宇宙バクテリアの解決方法を見出し、各々の母星に帰還することに。ロッキーと最期の別れになるのは寂しいなあと思っていたら最後のトラブルが。トラブル解決後、ロッキーの宇宙船にも致命的な問題が発生していることを確信し、主人公は太陽系に帰るのを諦めてロッキー救出に向かうのだった。

こんな大仕掛けな話で、細部まで科学的に辻褄を合わせるのはすごいなあと感心。人間よりロッキーのほうが主人公に親切なのが泣ける。