「光る壁画」吉村昭著

戦後の日本で胃カメラを開発した技術者のお話。胃カメラを開発したのはオリンパスの技術者だったというのは知りませんでした。
医学部の研究者の依頼で、胃の内部を撮影できるカメラの研究を始める技術者たち。難題を一つ一つ解決して、ついには実用化するのでした。
主人公の技術者が、研究に没頭し過ぎて妻と別れる寸前まで行ってハラハラさせられるのですが、あとがきで主人公の私生活は創作とあってヽ(・ω・)/ズコー。