「恐怖の存在」 マイクル・クライトン著

ジェラシックパークとかで有名なクライトンの問題作。地球温暖化をテーマにして(否定的な意味で)環境団体にケンカ売ってます。
大体読者を啓蒙(洗脳?)しようとする本は、正しい考えの頭のいいキャラが、間違った考えの頭の悪いキャラを論破するというパターンで、筋立てはいまいちというか無いというものが多い(井沢元彦とか佐々木敏とか・・・)のですが、そこはクライトン先生だけあってなかなかスピード感を持って最後まで引っ張ってくれます。
いろいろエピソードあったけど、人食い人種ネタは必要だったのかな?
私の意見としては↓環境運動する前にこの講義を聞いてもっと科学の勉強してくださいということっす。
NHK 視点・論点まん延するニセ科学」
http://www.nicovideo.jp/watch/sm11218