シン・エヴァンゲリオン劇場版:||「ネタバレ注意」

映画館行ってみました。前半どうなるかと思ったけど、後半「さらば、全てのエヴァンゲリオン。」ケリをつけましたね。永遠に終わらせるつもりは無いように思えてましたがついにやりました。最後に全キャラ開放できたね。

ゲンドウがシンジにあんなに語るのは、庵野が嫁さん貰って幸せだからかな。

あのキャラとあのキャラ、あのキャラとあのキャラがくっつくとはね。胸が大きいのは良いよね。

実は僕が一番心が動いたのは、某キャラが最後に呼んだ人の名前。僕の名前と一緒なんですよ・・・

「アウトサイダー 陰謀の中の人生」フレデリック・フォーサイス著

ジャッカルの日とかオデッサ・ファイルとかの著者のフォーサイスの自伝。

めちゃ話盛ってるだろって感じの波乱万丈人生。

生まれはイギリスの中産階級で、フランスやドイツにホームステイした時に、現地人になりきれるくらい外国語をマスターしちゃう。言葉が喋れるだけじゃ駄目で、身振りやスラングを使いこなせるようになるのが重要だそうな。

パイロットの免許を取るも、ロイターに就職して、フランスや東ドイツ駐在等の経験を積む。フランスでド・ゴール番したのが後の小説のネタにつながる。東ドイツの逸話もなかなかスパイっぽい。

BBCに入って、アフリカに駐在してビアフラ戦争に遭遇。BBCはイギリスの国策でビアフラ戦争の惨事を無視しようとするので、反抗して干されることに。

仕事が無くなったので小説で食おうと思い、ジャッカルの日を書いたそうな。

戦争の犬たちまでの三作は読んだけどそれ以降は読んでないので、読みたくなった。

「土葬の村」高橋 繁行著

奈良の村で極最近まで土葬が実施され、聞き取り調査した記録。

ここ数年でほとんど火葬になり、急速に廃れつつある。

日本で火葬が主流になったのは、戦後の生活改善運動の結果で、野焼きも普通に実施されていた。

著者による実地調査の他に、過去の記録も紹介されている。

1世代前はまだ行われていたが、現在では99%火葬に以降しており、やり方を知っている人もいなくなっていくだろう。

キリスト教圏、イスラム教圏はまだ土葬は普通に実施されているので、日本人からすると外国の文化になっていくのかも。

「レッド・ストーム作戦発動」上下 トム・クランシー著

トム・クランシーの1986年の小説。

ソ連で油田施設がテロリストに破壊され、石油産出量が危機的な状況に。

ソ連首脳部は湾岸地帯に侵攻して石油を確保することにし、そのためにNATO軍に奇襲をかけることにした。

アイスランドに奇襲上陸し、米軍機動部隊に長距離爆撃機のミサイルで飽和攻撃。イージスで対処しきれず空母は無力化。

西ドイツ領内にソ連機甲師団が急襲をかけるも、米軍の新型ステルス爆撃機の爆撃で逆襲・・・等々陸海空てんこ盛りの大激戦が繰り広げられます。

潜水艦の対地ミサイルによる奇襲、軍事衛星への戦闘機から対衛星ミサイルによる攻撃とかいろんな手段があるんだなあと感心。

最後はソ連軍が状況を打開できずに、上層部が核の使用を検討し始めて・・・でなんとか風呂敷をまとめることができました。

CIV4の現代戦を思い起こすような。たいていはミサイルとか使う前に終わりますけど。

ハンニバル

岸辺露伴のアニメが配信されたので、ネットフリックス再契約。一日で全話見ました。

鋼の錬金術師を見たことなかったので、見ようと思ったらあと数日で配信終了だった・・・

最近地上波で羊たちの沈黙見たので、続編のハンニバル見ました。

内容はレクター博士大暴れの回。羊たちの沈黙より話し的には弱いかな。

最後の脳みそシーンがすべて持っていった感・・・

「ハプスブルク家の女たち」江村 洋著

ハプスブルク家に産まれた娘や、嫁いできた女性の列伝。

貴賤結婚は第一次大戦の引き金になった夫婦の話は知ってたけど、ヨハン大公と結婚した庶民の娘の話は知らんかった。こちらはちゃんと添い遂げて良い話で終わるのな。

マリー・ルイーズはナポレオンの皇后で、そういえばこの人もナポレオン没落後はパルマの君主となって側近と結婚してたから貴賤結婚になるのな。

先に読んだマキシミリアン皇帝はメキシコ皇帝だけど、マリア・テレジアの娘にブラジル皇后になった人がいる。夫に蹴られて死んだと聞いたけど、そういう記述はなかった。

最後の皇帝の妻のツィタ皇后は知らなかったけど、最期までハプスブルク家が君主に返り咲くと信じてたというなかなか大変な人だったんだな。