「アウトサイダー 陰謀の中の人生」フレデリック・フォーサイス著

ジャッカルの日とかオデッサ・ファイルとかの著者のフォーサイスの自伝。

めちゃ話盛ってるだろって感じの波乱万丈人生。

生まれはイギリスの中産階級で、フランスやドイツにホームステイした時に、現地人になりきれるくらい外国語をマスターしちゃう。言葉が喋れるだけじゃ駄目で、身振りやスラングを使いこなせるようになるのが重要だそうな。

パイロットの免許を取るも、ロイターに就職して、フランスや東ドイツ駐在等の経験を積む。フランスでド・ゴール番したのが後の小説のネタにつながる。東ドイツの逸話もなかなかスパイっぽい。

BBCに入って、アフリカに駐在してビアフラ戦争に遭遇。BBCはイギリスの国策でビアフラ戦争の惨事を無視しようとするので、反抗して干されることに。

仕事が無くなったので小説で食おうと思い、ジャッカルの日を書いたそうな。

戦争の犬たちまでの三作は読んだけどそれ以降は読んでないので、読みたくなった。