1巻は「神話から歴史へ 神話時代 夏王朝」
2巻は「都市国家から中華へ 殷周 春秋戦国」
内容が学術的すぎて両方とも飛ばし読み。
1巻は考古学的なお話。
2巻は殷周は都市国家で、天下統一してたかというと語弊があるというお話。
殷周は天下統一されてて、春秋戦国時代に分裂したというイメージだけど、殷周は漢字を使った文化領域であり、他の文化領域と併存していた。
春秋時代には漢字が他の文化領域にも広まり、祭祀に使われた。都市国家。
戦国時代には漢字を用いた文書による官僚制度が広まり、都市を併合した領域国家が発生した。ただその領域は石器時代からの文化領域を継承している。
漢以降では漢字を使った文化が正統となって歴史書などが書き換えられたため、以前のありかたが歪められてしまった。